MicrosoftとGoogleのモバイル発表の日、話題をさらったのはApple
ハリケーンで発表イベントが延期になったからといって、発表は延期しないよなぁとは思ったのですが、頑張って3時起き、とかはせずにいつも通り5時にPCを起動したところ、やっぱりGoogleが新Nexusを発表しておりました。
しかも、いつもは宵っ張りなアイティメディアの誰かが、私が起きる前にさくさくっと記事を公開してくれているのですが、誰もまだ書いてない。
もしかして、他の人も発表も延期だと思ってたのかもー。
それにしても、Windows Phone 8の発表は予定通りやることが分かっていたのに、こっちは起きてライブを見ようと思った人がいなかったんですねぇ。寂しいですねぇ。
これは日本でWindows Phone 8を売らないから、ということでもなく、米国でもイベントをやったMicrosoftよりもやらなかったGoogleの方が大きく取り上げられていました。
そして、結局29日のネット界隈を一番賑わわせたのは、MicrosoftでもGoogleでもなく、Appleでした。しかも、新製品発表でもなんでもなく、人事異動で。
Apple自身はもちろん言いませんが、スコット・フォーストールについては、誰もが例のマップの責任をとらされたんだなぁと思っているようです。マップの始末を任されたのはMobileMeの落とし前を付けた(付けられたといえるかな)エディ・キュー。iCloudの実績を買われたのでしょう。
2月に英家電小売り大手から引き抜いてきたジョン・ブロウェットがあっという間に辞めるのにも驚きました。ティム・クックCEOは引き抜き発表のときには「ジョンがAppleに素晴らしい小売り業務の経験をもたらしてくれることを喜んでいる」と言ってたんですけども、期待にそえなかったんでしょう。クック自身がリテールのプロなだけに、お眼鏡にかなう人はなかなかいなそうです。