Office 365とOffice 2013とOffice Web Appsの関係がよく分かりません
今日、Microsoftが“次期Microsoft Office”の一部のエディションの米国での価格を発表したので、記事にしました。
この記事自体は多分、問題ないと思うんですが、実は一連のOffice製品のラインアップがよく分からないんです。正式リリースのときには全貌が見えると思いますが、Microsoftは今のところ、全エディションを把握できるようなリストを公開してくれていません。
7月にカスタマープレビューを公開したときは、ビジネス向けはOffice 365で個人向けはOffice Professional 2013だったので、わたしはてっきり個人向けにはOffice 365を出さないのかと思ったですよ。
でも、今日の公式ブログの雰囲気では、Microsoftは個人向けでも、従来のようなパッケージ版のOfficeではなく、毎月利用料を支払うサブスクリプション版のOfficeをメインにしているようです。
一般ユーザー向けに一番オススメするのは月額8.33ドル(約656円)の「Office 365 Home Premium」で、それが嫌な人用にパッケージ版の「Office 2013」を139.99ドル(約1万1000円。ただしこれは最低価格で、Office 365 Home Premiumと同じアプリを使いたい場合はもうちょっと高くなるようです。その価格はまだ不明!)も売りますよ、って感じです。
でも、Office 2013を買った人でも、MicrosoftアカウントでログインしてSkyDriveを使えば、Office Web Appsというオンライン版のOfficeが使えるみたいなんですよね。
この3つのOfficeの関係とか、どれがどこまで使えるのかとかが、なんだか複雑でよく分からないんです。ずっとPCにインストールして使うものだったアプリケーションというものが、ネットワークやクラウドの普及で性格が変わってきている過渡期なのでしょうがないとは思いますが、もうちょっとすっきり分かりやすくしてほしいです。