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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

タブレットは高齢者にこそ勧めたい……けど、通信手段がネックに

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「あれはどうかしらねぇ、私にも使えるかしら」と74歳になる叔母が、両手でひょいひょいと長方形を作りながら言いました。先週の土曜に、久しぶりに叔母宅を母と訪れたときのお話。

「ああ、あれは便利よ。私も使ってるけど」と、80歳の母がちょっと得意気に答えます(昨年5月にiPadをプレゼントしました)。あれ、とはiPadというか、タブレットのことですね。母は来週お友達と行く京都旅行の情報も、iPadで収集しているようです。

昨年亡くなった父の妹である2人の叔母(80歳と74歳)は、父の実家である自由が丘の一戸建てで悠々自適の生活です。下の叔母は父に似てガジェット好きで、デジカメの腕もなかなかのもの。でも、以前iBook(タンジェリン)をプレゼントしたときは、キーボードが障害になって結局ゲームマシンになってしまいました。

タブレットならキーボードもないし、使えるかも、と思ったわけです。

iPadならiBookよりずっと安いし、プレゼントしようかなと思いましたがしかし。当然のようにその家にはネットワーク環境がありません。もしiPadをプレゼントするなら、責任を持ってインターネット+無線LAN環境の導入も担当しなければなりません。母にはそうしたものの、叔母にまでそんなお節介をするべきかどうか。

ちなみに母は今でもiPadになぜ最新の情報が表示されるのか、あまり気にしていないようです(初めてISPから請求がきたときに「覚えがない」と心配していたので、説明してなんとなく納得してもらいました)。

次に訪問したときに、もうちょっと説明してみようと思います。

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