帰省するたびヘルプデスクと化す人をGoogleがお手伝い
疲れて帰宅するばんちょ~を質問責めにするお父様の例に漏れず、現在悠々自適なご両親の私設ヘルプデスクになってしまっている人は多いんじゃないでしょうか。私もたまに実家に帰ると、5月にiPadをプレゼントした母が、手書きの質問メモを持って待ちかまえていたりします。
そんな人のために、「コピー&ペースト」とか「天気予報を見る」といった基本的な操作を入門者向けにビデオで説明してくれるサイトTeachParentsTech.orgをGoogleが始めました(無料です)。
おおまかに言うと、サイトのメール入力フォーマットを使って短い説明ビデオ(50以上ある中から選べる)を相手のメールアドレスに送るという仕組み。
相手がメールを読めるレベルに達していれば、メール内のビデオサムネイルをクリックすることで説明ビデオを視聴できるでしょう。
メールアドレスを安易に入力して大丈夫かなぁという若干の不安はありますが、とりあえず母に1通送ってみました。
米国内では、このサービスの利用者先着1万人にGoogleのショートカット一覧シートやバッジがパッケージになったプレゼントを郵送するということでしたが、ブログ公開(現地時間の13日朝9時半)から約9時間で1万人を超えたそうです。
ビデオはそれぞれ1分以下のもので、Googleの社員が説明してくれます。ビデオの最後に、本人が両親と写っている子供の頃の写真が表示されるのがいい感じ。クリスマスっぽいです。
iPad版がほしいなぁ。そもそもiPadにはマニュアルらしいマニュアルがないので、私は母にプレゼントする際、手描きのマニュアルを作ったんです。今でも質問に合わせてページを増やしていますが、動画の方が分かりやすいこともたくさんありますからねー。