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FacebookのiPadアプリはAppleへの目くらまし?

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昨日の話になりますが、待望のFacebookの公式iPadアプリが出ました。10月4日のiOSの発表で同時にお披露目されるのかと思っていたのに外されちゃいましたが、Facebookのイベントで登場しました。

でも、なんか引っかかるんですよ。つか、私はFacebook様の思うつぼで、iPadアプリの紹介のついでみたいにWebアプリもアップデートしたよ、と記事に書いたんですが、実はWebアプリがメインでiPadアプリはApple様に対するカモフラージュなのではないかと後で思いました(遅いよ)。

AppleがApp Storeで扱うアプリに課した“Apple税”とか束縛のルールのせいで、TwitterとかAmazonとか、いろんな企業がネイティブアプリじゃないWebアプリ(=Webブラウザで使えるアプリ。mobile.twitter.comとか)をリリースしています。

FacebookのWebアプリもその流れだったんですね、たぶん。でも、Appleとの関係を今以上に悪化させたくないこともあって、iPadアプリのついでみたいにWebアプリを発表したみたいな感じかな、と。

iPadで、Webアプリからはコメントが投稿できるのに、ネイティブアプリではできないんですよ(海外速報部のFacebookページで沼田様に教えていただきました)。下の画像みたいに、コメント入力欄がソフトキーボードで隠れちゃうんです。初期バージョンのバグ、だとは思いますが、これって、Webアプリの方に力が入ってたってことかな、と。

Ipad_2

みんな、iOSの“エコシステム”から解放されたいんでしょうね。

解放と言えば、今日はそのFacebookからZyngaが解放されたがっているという話がありました。Zyngaは、Facebookのおかげで成長したと言っても過言ではないソーシャルゲーム企業。詳細は未発表ですが、今日「Zynga Unleashed(解き放つ)」と題したイベントで、独自のソーシャルゲームプラットフォームを発表しました。完全にFacebookから独立するわけではないみたいですが、こちらもWebアプリ版のゲームなどを増やしていくつもりみたいです。Facebookからすれば「育ててあげたのに」てなものかもしれませんが、Facebookも人のことは言えません。Zyngaの発表文もFacebookに遠慮してなのか、すっごい分かりにくかったです。大人の世界は複雑だなぁ。

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