ソーシャルブラウザ「RockMelt」はどこまでいけるかな
記事にしようかなーと思っていたら@ITで詳細な記事が先に出たのでやめちゃいました。新Webブラウザ「RockMelt」。地球に亀裂が入って溶岩がどろどろしているみたいにも、高速で情報がつながっているみたいにも見えるロゴです。[追記]Caminoのロゴにちょっと似てるかも。
サービス名にもなっている企業RockMeltは2009年にスタンフォード大学出身の若者2人が創業した企業ですが、Netscapeのアンドリーセン氏がVCとしてバックアップしています。
Chrominiumをベースにしているというこのブラウザ。最大の特徴はFacebookやTwitterなどのソーシャルサービスのチェックや投稿がブラウザの両サイド(エッジ、と名付けられています)に並んだアイコンをクリックすることでその場でできちゃうというソーシャルな機能。
ソーシャルサービスをあまり使っていない人にとっても、検索結果の一覧を表示したまま結果ページを表示できるところとか、結構便利そうです。
もう1つの特徴はクラウドサービスだというところ。公式ブログを読んだ範囲では、ユーザーのデータを全部クラウド側で保存しているので、どっからでもなにからでも同じ状態で接続できるよ、という話のようです。創業者の1人シュラバン・レディ氏はAppleにいたことがあるし、もう1人のワーナー・ジー氏はiPhoneアプリの開発者でもあるので、iPhone版をはじめとするモバイル対応もばっちりになると思います。
β版に申し込んでみましたが、クラウドベースということで日本からのエントリも受けてもらえるのやら、不明です。Facebookはあまり使ってないけど、試してみたい~。
メディアが一様に指摘している通り、「ソーシャルブラウザ」というと失敗に終わった「Flock」を思い出しますが、クラウドベースだし、オープンIDも普及してきているし、当時とはかなり状況が違います。いい線いくんじゃないでしょうか。