Windows Liveの翻訳機能をちょっとだけさわってみる
Microsoftはまだ発表していないのにGoogleのブログで紹介されているWindows Live Translator Betaをちょこっとさわってみました。
翻訳エンジンとしてはGoogle翻訳BETAと同じSYSTRANを使っているということですが、もちろん同じ文章を翻訳してもらうと微妙に違います。とはいえ、サンプルが悪かったのかもしれませんが、英語→日本語の出来はどっちもどっち、という感じでした。
それより「Computer-related content」というのがMicrosoftっぽくていいかも、とこの選択肢をオンにしたものとオフにしたもので比較してみました。
サンプルはとってもコンピュータ関連っぽいIntelのプレスリリースから「The previously announced Intel VT FlexMigration will assist the seamless addition of Intel's next generation 45nm Core microarchitecture-based platforms to such resource pools.」という長くてIT的な単語がいっぱい入ったものをもってきました。
「先に発表されたIntel VT FlexMigrationは、こうしたリソースプールにIntelの45nmプロセスに基づく次世代Coreマイクロアーキテクチャベースのプラットフォームをシームレスに追加することを支援するだろう」(すみません、機械翻訳みたいですがわたしが訳しました(というのがオチではありません))というような内容です。
まずComputer-related contentをオフにして訳してもらいました。
「Intel前に発表されたVT FlexMigrationはそのような資源のプールにIntelの次世代45nmの中心によってmicroarchitecture基づかせていたプラットホームの継ぎ目が無い付加を助ける。」おお。骨組みはちゃんと訳せている感じです。
次にオンにして。
「Intel の次の生成 45nm Core microarchitecture-ベース プラットフォームようなリソース プールへのシームレスな追加、以前に announced Intel VT FlexMigration が役立ちます。」おや。より謎が深まったような。
どうも特長としてはIT関連翻訳(と勝手に命名)ではなるべく原文をそのままにするか、訳すとしてもカタカナにするようです。「プラットホーム」と「プラットフォーム」というのは細かい心配りですね。不思議なのは、この文章には入っていませんが、「server」が一般だと「サーバ」、IT関連だと「サーバー」になるところです。あと、もっと不可思議なのは、なぜIT関連だと「ですます」になるのか。謎です。
へっぽこ翻訳者でもまだしばらくは自動翻訳に駆逐されないで済むかも、とちょっと安心した澤でした。