もちろん、ターゲットとコンテンツが最重要
前回、
■販促施策の中で、受注までの効果が高いのは「展示会」
■ただ、それには、展示会後のコミュニケーションプランの設計が大事
■また、SFAでプロセスごとに効果や評価を見ていくことが大事
と、弊社の実例を基に共有しました。
もちろんこれは展示会施策に限られたことではありませんが、
「出展することが目的になっていてその後の営業フォローや目標設計まで至っていない」
という企業が多いと感じていましたので、前後のポイントを簡単に挙げました。
ただ、コメントにもいただきましたが、(どんな施策においてもそうですが)
もちろん、最も重要なのは<ターゲット>と<コンテンツ>です。
展示会で言えば、
・どんな業種、どんな役職、どんな状況のお客様にリーチしたいのか
・そもそも、そんな対象が多く参加する展示会はどれか
・リーチしたいお客様に響くパネルのキャッチや展示物は何か
などなど
なのでこうした、施策のコンセプトというよりもむしろ<商品・営業戦略>のようなベースが
関わるスタッフで共通認識になっているか、は大前提でお話しています。
例えば、Webサイトをリニューアルしたいお客様とMtgをしていると、
<商品や営業の戦略や基本的コンセプトが社内で共通認識されていて、
その上で表現や導線の議論をしているケース> と
<Webサイトで表現するコンテンツの議論が、いつの間にか商品や事業そのものの戦略や
コンセプトの食い違いの議論をしているケース>
のパターンがあります。
もちろん、後者の場合は、仕切り直して再度社内で徹底的に議論することをお薦めします。
ただ、私も弊社スタッフもこうした時はちょっとしたジレンマがありますね。
私達は、戦略コンサルタントではないし、きっとその能力もない。
コンセプトワークのファシリテーションや戦略立案のサポートまでに深く関わることは出来ず、
比較的<枠の提供>や<テクニックの実践>などの短期的な価値提供になりがちな点で
日々葛藤しています。
それでも、そのテクニックを理論というよりも、実践的でリアリティある情報として発信出来ればと思っています。
ちなみに、下記のYouTubeは、従業員向けに弊社の強み(コンピタンシー)を感じてもらうために、
私が1年前に作成した映像です。
社内映像なので公開用ではないですが、昨日から書いている展示会施策においての
・ターゲットの名刺をたくさんもらうことのコツ
・営業も社内スタッフも関係者一同が共通認識をもってこの機会に携わるよう仕掛ける
ことなどが少し伝わると思い、23分の映像を5分に編集してUPしました。
展示会に向けたメンバー向けのキックオフの様子やブースの様子を編集しています。
(怒られたら取り下げます・・・)