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プロモーション施策から営業マンまで、B2Bマーケティングの進化を考える

会社への飛び込みもしくは路上で「名刺下さい」と言っている君たちへ

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昨日、「最近よく新橋とかで「名刺下さい」とと言われる件」
のブログを書きまして、社内外の皆さんに少しだけコメント等をいただきました。

そんな矢先に、今日品川駅のコンコースでやっぱり言われました。

何となく“名刺渡してもいいかな”と思っていましたが、
「すみません。。。新人研修で・・・」と言った瞬間に
相当冷たくしてしまったのでございます。


そして弊社の飛び込み大会も、先程終了の表彰式がありました。

正直私個人も、目的を失いがちなこの行事に若干反対意見もあったのですが、
不覚ながら、新人たちのコメントを聞くごとにちょっとジーンと来てしまったのでございます。

優勝した彼女は、
「自分は少ない時間で有益な情報を提供することも、ただやみくもに突進する力もない。
 だから、とにかく工夫をして、オリジナルの自己紹介状やチラシを作りました。
 突然訪問してきた私でもお話を聞いてもらえるように工夫しました」

と言っていました。

彼女は2位に50枚近く差をつけてダントツの1位でした。

それを聞いた同期のメンバーが、
「工夫をすればいいかも、と思いながらそれを実行できなかったのが私の課題
と言う者がいたり、
「飛び込む前に携帯でHPを見て、少しだけ準備をすると勇気が出て飛び込めると知った」
と言う者がいたり、
「目標の150枚に至らなかったので、大会は終わったけど、
 明日も目標に向けて“工夫”を取り入れて飛び込みます

と言う男もいました。

そのまま訪問してもお互い無意味なことを知り どうやったらお話を聞いてもらえるか工夫をすること

相手を少しでも知ることで恐怖心が薄くなり勇気が出て足が前に出ること

決めた目標に到達するまで繰り返すこと

苦しみながら、こうした事を短い時間の中で学んだり考えたりしたんだろうなあ、
と想像できる、新人たちの一人ひとりのコメントでした。


さて、明日からは弊社では、
Webからお問い合わせをいただいた方やセミナーにご参加いただいた方がいたら
<見込み顧客>として、君たちにもロケートをします。

アポイントもきっと取れるでしょう。
事前にじっくりとHPなどを見ながら仮説を立てて準備も出来るし
その提案によっては具体的に検討してくれるかもしれない。
そもそも、申し込むつもりで資料請求をしてきてくれる方に会えるかもしれない。

そうだとしても、
マーケティングによって、探客やお客様と会うまでをサポートしてくれる
ありがたみを忘れないで欲しい。


こういう事を書きながら自分でも、
「コンバージョンって何だろう・・・」ってふと思った。

Web広告の結果エクセルを眺めながら、お客様と
「CTRが低い」とか「CV数が上がった」とか会話をしている僕たち。

大事なことだけど、
“興味を持ってお問い合わせいただいたお客様”
“検討が進んでお会いいただけるお客様”
それだけでありがたい事
なんだと、改めて自分も感じました。

飛び込みや路上での名刺獲得は、B2Bのリード獲得のマーケティング的には
極めて効率が悪い。
でも、興味をお持ちのお客様を、マーケティング的な観点で「リード」とか呼んで
数量の議論だけするのもどうかと思ったのです。

当たり前のことですが、
マーケティングはやはり誰かを倒すためでもなく(ましてや、社内の競争などでもなく)
自社のサービスをそれを欲しがっている人達を見つけること届けること
そう思いました。

それより、
最近よく新橋とかで「最近の若い奴は根性ない」と言ってるおっさん、出て来い!

最近の若者は、根性もあれば知恵もある。
そして、走りながら考え変化も出来る奴が結構いる、と感心した今日この頃です。

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