B2Bマーケティング向けSaaS・アプリケーションサービス【リード獲得編】
ITツールを使いこなしたからといって、
直接にリードや売上が増える訳ではない。
でも、ITツールを上手く駆使することによって、
効果の確率や推進力を上げることは重要だと思います。
そこで今日は、B2Bのマーケティング活動で活用できる・活用できそうな
ツールのご紹介をしたいと思います。
(本日は一旦、“リード獲得シーン”をご紹介し、次回にリード育成シーンをご紹介します)
*弊社との取引関係などは気にせずに、あくまで私の私見です。
下記以外にも多くの素晴らしいツールがあると思いますので、「もっとこんなのがある」
という場合には是非教えてください。
■リード獲得■
○法人リスト検索・ダウンロード
『企業情報ダウンロードサービス』 (株式会社ランドスケイプ)
→案内ページ
*企業リストサービスでは最大手だと思います。
サイト検索等で出てくる「法人リスト提供サービス」のリソースは
この会社のリストである事も多い。弊社も以前はかなり協業してました。
特徴としては、企業情報の網羅率が高い。
○Webサイト来訪企業リスト化
『らくらく顧客開拓』 (サイバーエリアリサーチ株式会社)
→案内ページ
*通常、Webサイトからのプロファイル取得は、[資料請求][会員登録]等の
コンバージョンをした顧客のみだが、このサービスは
“IPアドレスから企業名を割り出しそこに住所や業種などの情報を付与”出来ます。
それによって、コンバージョン数が少ないB2Bサービスのサイトも、
サイト来訪企業の情報(ただし、代表)取得できるため、その後のアクションとして
サイト来訪企業に対して、郵送DMやFAXDMを送付することも出来る。
このようなサービスは、IPアドレス情報の数と質をどう高めていくかがポイント。
『見込み客クルー』 (株式会社エモーショナルインテリジェンス/株式会社タクト)
→案内ページ
*基本的には上記サービスと同様の機能を搭載しているが、
こちらのツールは更に、一度問い合わせなどのコンバージョンをした顧客に関しては、
その後のサイトへのアクセス状況を常に可視化してくれます。
それによって、商談期間の長いB2B商材などは、“定期的に電話をする”のではなく、
“その見込み顧客がサイトに来訪してきたタイミング”で電話等をすることが出来ます。
○Webサイト来訪者チャットシステム
『Live800』 (株式会社アメニティコーポレーション)
→案内ページ
*B2Bの場合、コンバージョン数が非常に少ないケースは多い。
このツールでは、コンバージョンする以前にサイトに来訪した時点で
チャットで営業を開始してしまう、というものです。
いきなりチャットされたことは無いのですが、料金ページや事例への誘導を上手く出来れば
フォームからの資料請求などのコンバージョンだけに頼っているケースよりも
はるかに見込み顧客の獲得が出来ると思います。
○Webスクロール情報収集システム
『企業情報自動検索システム』 (株式会社EC研究所)
→案内ページ
*リストを収集するためのキーワードのコツや収集したリストの網羅率などは、
ストック型のリスト販売サービスには及ばないが、何と言ってもこれは、
“いつでも自分が連想するキーワードで無料で(ツール利用料で)リストを収集”
出来ることが最大の特徴です。手元にあるとすごく便利です。
逆に、ターゲット業種や業界が限定されているケースなどの場合は
ストック型リストをお薦めします。
○SEO内部対策 無料診断ツール
『itomakihitode.jp』 (株式会社ディーボ)
→このツール
*取り急ぎ、自社サービスのSEO対策の状況を調べるには便利。
1日1回のみの利用で時間は少しかかりますが、無料ツールとしてはよく出来てる。
○検索キーワード調査ツール
『Google Insights for Search』 (グーグル株式会社)
→このツール
*言わずと知れたこのツール。Google上で検索されたキーワードの数量やエリアなど
多角的な視点でデータを参照することが出来ます。
もちろん広告代理店以外でも同じように使えます。
Googleはこういうツールが他にも充実していて、本当に“代理店の価値って”を考えさせられる。
ざーっとご紹介をさせていただきましたが、
もちろん本質的にはこれらのツールを活用する以前に、
・戦略はどうなっているか
・各セクションとの役割やミッションはどうなっているか
・プロモーションやコミュニケーションプランの中に、“どうツールを活用するか”が
組み込まれているか
・ツールの目的は、単純な作業効率化か効果向上支援か(無料、だったらそんなに気にしない)
などが重要であると思っています。
でも、こうしたツールに関心を持ち、トライアルでも活用してみる意識を持つことは
マーケッターにとっても決して損はないと思います。
私もそうでありたいしもっと気軽に情報共有できるようこれからも努めます。