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ビーコンを使って位置検出、西都原の場合

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4月下旬に訪れた宮崎県立西都原考古博物館の開発事例に関して、いくつかのセミナー、イベントの開催スケジュールが揃った。この博物館では、ビーコンを使って館内のナビシステムを構築したのだが、ここでエンバカデロのRAD Studio(Delphi)と、ビーコンによる位置検出を行うコンポーネントフレームワークであるBeaconFenceを利用している。この事例を紹介するとともに、ビーコン活用について学ぼうという趣旨のセミナーだ。開催順に並べると以下のとおり。

6月2日の勉強会は開催間近なので、まもなく満席の予定。ビーコンを使ったシステムというと、ビーコンが移動して特定の個体の入出を検知するものと、ビーコンを固定して移動する側(アプリ)が位置を検知するものの2種類があるが、これは後者。GPSなどと似たようなしくみを、屋内でも実現できるというのがポイント。

ちなみに、この事例の概要はこちらのビデオで見ることができる。

ビデオの撮影には、機材一式を持ち込み、閉館日、それから開館日にも撮影をさせてもらった。ビデオの途中コメントを頂いているが、ご覧のような対談を切り取ったもの。

saitobaru-photo1.jpg

博物館は広大な西都原古墳群の一角にある。館内は太古の世界にタイムスリップしたような若干おどろおどろしい音楽が流れ、迷路のような展示をめぐるうちに現在位置が分からなくなる。なるほど、これはナビがあると便利というわけだ。今回導入したナビシステムだけでなく、さまざまなテクノロジーを活用し、展示を楽しんでもらおうという意図が感じられた。詳しくはセミナーで。

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