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海外出張の心得 - 成田まで編

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「キックオフ参加のレポート以降、ブログの更新がありませんね」と言われたのだけれど、キックオフの内容を具体的に紹介するには、ちょっと時期尚早なため、忘れないうちに、海外出張の心得でもまとめておこうと思います。

海外出張に慣れている人は、当たり前のこと、あるいは、自分には別の流儀があるよ、ということが多いとは思いますが、今回、初出張だった人は、「先に教えてよ」って言うし、またすぐに海外に行く予定の社員もいるしという状況もあるので、軽い気持ちでまとめてみます。

ちなみに、「成田まで編」としましたが、続編はありません。

前提条件
まず、海外に行くときに、荷物多め派か、少なめ派か、自分の立場を明確にしておく必要があります。今回の出張でも、エヴァンジェリストの高橋君は、熱海に行くぐらいの軽量スタイルでやってきました。

自分のスタイルは、多め派なので、高橋君スタイルを貫く人はあまり参考にならないかもしれません。多め派の理由も後ほど。

着替えの数はどう計算するか
出張中は、夜も含めて終日拘束されるし、時差もあって大変なので、洗濯とかで煩わされたくありません。ですから、基本的に着替えは必要数を持っていくようにしています。特に下着は、2度着たくありませんから、絶対必要数以上持って行きます。その数は、

 宿泊数+1

です。というのは、チェックインしてすぐにリフレッシュしたいので、たいていここで一枚消費してしまいます。それをそのまま翌日着たくないと思うと、+1なのです。最終日にリフレッシュしてから空港に行くスケジュールならさらに+1です。

自分の場合、夜のアクティビティの前に、足湯でリフレッシュしたりしているので、くつ下の数はさらに多かったりします。

ちなみに、海外出張時に、必ず古めの下着を持って行き、着終わったら捨ててくるという計算高い社員もいます。

ビジネスカジュアルって何よ
キックオフなどの参加注意書きに、よく書かれているのがこれなんですが、実際行ってみると、アメリカ人とかはTシャツだったり、ヨーロッパ人もよくジーンズをはいています。まあ、いちおう襟のあるシャツとチノパンぐらいにしていますが、むしろ夏も冬も会場が寒かったりするので、セーターとか重ね着を前提に考えています。

ただ、アワードディナーとかいうイベントもあるので、いちおうジャケットは必要ですね。スーツの上着ではなく。

秘密のアイテム
一日中会議で体が凝り固まってしまい、しかも時差ボケなんかがあるとほんとにしんどいので、必ず小袋の入浴剤を持っていくようにしています。アメリカのバスタブとか、ゆっくりつかる構造にはなっていないのですが、それでも癒されます。

荷物多め派の言い分としては、着替えにしてもこの種の癒しアイテムにしても、あったらよかったのにというものは持っていくようにしています。ないことで起きるストレスはいやですからね。今回の出張でも、計算高い社員が持参してきたカップヌードルにとある社員が救われましたが、普通の旅行と違って自由時間の少ない出張では、なおさら重宝されるのです。

機内に持ち込むアイテム
機内には、PCを入れたかばんを持ち込むわけですが、あんまり機内でPCを使うのは好きではないので、かばんに入れっぱなしになっています。そのかわり、エコバックをひとつ用意しておいて、手元に置いておく荷物を全部放り込んでおきます。座席のポケットにいろいろ入れておくと忘れることもあるので、おススメです。

もうひとつ優れものは、ノイズキャンセル型のイヤホン。機内の騒音が相当緩和されるので、大音量で音楽を聴く必要もないし、疲れも大分違います。

あと、肩こりがちな自分の場合、サロメチールとかその種のものが必須です。中国の人もよく、タイガーバームとかその種のオイル系のものを塗ってますね。

空港でのすごし方
最近はオンラインチェックインなどのおかげで、2時間前に空港に行かなくてもよくなりましたが、それでも時間に余裕を見ていると、どうも時間が余ってしまいます。そこで、最近は必ず出国手続きをしてから、マッサージを受けることにしています。ただ、これは事前に予約しておかないと無理。家から電話して、搭乗予定時間を告げて相談すれば、適当な時間をアレンジしてくれます。

それと、空港ではよく雑誌なんかを買っていくことがあると思いますが、これも特殊なものでなければ、出国手続きをしてからのほうがよかったりします。というのは、出国手続き後の売店では、明日発売の雑誌も売ってたりするからです。しばしば、日曜日出発の出張があるため、ここで月曜日発売の雑誌をゲットしています(今回は祭日だったのと、新年合併号とかの影響で、その恩恵ナシでした)。

なんか、ここまで書いてきて自分で言うのもなんですが、別に出張の心得でもなんでもなく、海外旅行TIPSに過ぎないですな。とはいえ、こうした些細なことをルーチン化して、普段と違う環境であっても、本来の仕事に集中できるようにしているのです、と言えばカッコいいかな。

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