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プレビュービデオ - 機内吹き替え映画がぎこちないワケ

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昨晩に英語版、そして今朝、吹き替え版のRAD Studio(Delphi / C++Builder)2010プレビュービデオ第1弾を公開しました。次期バージョンの概要を紹介するこのビデオ、第3弾まで予定しており、公開場所のプレビューセンターには、リリースまでのカウントダウンなんかもあります。

Radstudio_preview

このビデオ、ちょっと凝っておりまして、RAD StudioのR&Dチームのオフィス(これはスコッツバレーですね)のNick Hodgesの部屋をDavid Iが訪れ、製品の概要を教えてもらうというもの。「ボクはDelphi Guyだから」といって、Delphiの紹介しかしないNickに対して、新機能を教えてもらっているはずのDavidがC++のデモをしちゃうあたり、寸劇気分満載なのですが、まあ、くだけた雰囲気で面白く紹介されています。

しかし、これを日本語で紹介するというのは、結構大変。寸劇だけなら、字幕を入れてOKなんですが、すばやく操作するデモ画面で、字幕はかなり辛い。そこで、全編吹き替えにすることにしました。吹き替えと決めてしまえば、映像の編集はないので、音声をUSに送ってマージしてもらって公開、と寝ている間に終わってしまうなと踏んだのでした。

しかし、早口Nickにあわせて吹き替えシナリオをつくるのもまた大変。せっかく作った訳も尺にあわなかったり。時間もほとんどないので、長さを確認したら、社員を動員してほぼ一発収録で終了。結果、あまり演技力のない翻訳版が出来上がりました。

このトーン、どこかで聞いたことがあるなと思ったら、機内映画などで先行公開している日本語吹き替え版です。アメリカの航空会社なんかを利用するとよく遭遇しますが、声優じゃないよね、という人が演じています。実際、ものすごくシリアスな映画をこのバージョンで見るのはお勧めしません。

聞いたところによると、この種の吹き替え版は、現地に滞在している日本人のアルバイトが演じてるそうです。そうしてみると、かえって興味が沸いたりしますね。

さて、こちらのビデオもあと2回収録がありますので、それまでには、すこし演技力がアップするかもしれません。まあ、こちらは迅速な情報伝達が主たる目的なので、その辺はちょと大目に見てください。

ビデオ公開につづき以下のようなイベントが計画されています。お知らせまで。

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