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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

展示会の現場、人の目、鳥の目、鷹の目

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3日間のイベントが終わりました。やはり、予想していたとおりCodeGearの取り組みをご存知でない方が多く、直接的な製品販売に結びつくかはともかく、小さいながらも、告知としてはそれなりの効果が得られたのではないかと思います。

さて、今回、久しぶりにいわゆる展示会に参加してみて、あらためて、人の目、鳥の目、鷹の目の大事さを感じました。ブースに来ていただいたお客様へは、人の目線で接します。目の前のお客様に集中して対応することがなんといっても重要。でも、視界を広げると、ブース周辺の人の流れ、誘導などが気になります。適当な位置に人を配置し、導線をふさがず、かつ誘導する。こんな視点があると、受身でなく、積極的にお客様を導けます。

イベントの現場では、少しでも多くの方にブースに来ていただき、少しでも多く説明を聞いていただき、資料を持って帰っていただくことに集中しています。でも、より大きな視点で見れば、手当たり次第かき集めたリードは役に立つのかとか、配布資料を浪費していないかとか、効果のほどまで考えるようになります。

このより高い視線、いわば鷹の視線は、実をいうと現場では、一旦忘れたほうがいいことがあります。特に、イベントの現場では、お客様が何を求めているか、そんなことを先に詮索してより分けるなんて、ナンセンス。とにかくあたってくだけろ、です。常に異なる視点を持つと同時に、それらを一時捨てる勇気が、成功の秘訣だと思います。

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