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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

空調地獄からの脱出とアメリカンサンド

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昨日の空調騒動で、最終的にビル管理事務所が、温度調整からエアコンの吹き出し口の向きの調整まで、きめ細かく修正対応してくれました。私の席はちょっと暑いから風向き変えて、とか、座席ごとの温度まで確認して微調整。すばらしい。

この顛末で、「今までの我慢はなんだったの?」という声もあり、ビル管の親切な対応に感謝しつつ、「いやぁ、外資らしく個人の好みを主張してもいいんじゃないの」というオチがつきました。

加藤さんのエントリのコメントにもありましたが、たしかに本社から来るひとたちは、飲み物にうるさかったなぁ、という経験があります。といっても六甲のおいしい水じゃないと飲めないということじゃなく、スタバのソイラテじゃないとだめ、とか、ダイエットコークだ、カフェイン抜きのコーヒーだ、とか。世界どこでも我流を貫く彼らの生活スタイルなんだなと思っていました。

でも、最近来日する人たちは、個人的な違いなのか、流行の変化なのか分かりませんけど、日本の飲み物を楽しんでいますね。

アメリカで個人の好みを受け入れるシステムだなぁと実感するのは、サンドウィッチの注文です。本社出張のときは、よく終日会議でランチはサンドウィッチをまとめて注文、ということがあるのですが、そのときのシートが細かい。パンの種類は?焼き方は?チーズは?ソースは?野菜は?肉は?日本人は、膨大なパラメータを埋めていくのに辟易してしまいますが、趣向も文化も異なる人たちが共に暮らす彼らの世界の知恵なのだと思います。

Sandwich_order_sheet

こちらがそのオーダーシート。本社でいわゆる総務的な仕事をこなしているスタッフにスキャンして送ってもらいました。右半分のメニューがカスタムメイドのオーダーシート。面倒くさくてつい左の出来合いメニューに流れてしまいますが、毎日これだと1度はカスタムにチャレンジしたくなります。

現在、うちのボスが本社出張で終日会議で缶詰になっていますので、きっとそのオーダーシートと格闘していることでしょう。

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