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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

CodeGear - すこし掘り下げてご報告

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昨日の短信に続き、すこし掘り下げてご報告を。

「CodeGear」設立の発表を受けて、これから具体的な分社化の作業が進みます。これまでも水面下で準備してきたわけですが、売却と子会社としての分社では、作業の複雑さ、スピードが違います。そういう意味では、2007年初頭の設立というのは、十分な期間ではありますが、一方で、世界に展開する各社も、これに連動して準備を進めなければなりません。日本もそのひとつなのですが、幸いなことに、すでにオフィスは形式的には分離しており、どのようなスパンで、どのような形態にしていくか、ということを確定させ、それを実行する。並行して、皆さんにお伝えしていく準備をするということになるかと思います。現時点では、日本法人はこういう形態になります、と明言はできませんが、分社化の過程でご案内できるようになると思います。

今回の決定により、分社のプロセスがスムーズに進むであろうというメリットのほかに、コミュニケーション上のメリットもあると思っています。「対投資家」という売却交渉期間のたがが一旦はずれたので、売却交渉のためのいわゆる緘口令が解除されるからです。David Iも以前「言いすぎ」でしかられてましたし、お客様にも、いろいろと進捗や関係する情報をお伝えしたいと思っても、「公式にはノーコメント」以外、何もオフィシャル情報を出せない(アンオフィシャルはご法度)という状況は、正直本意ではありませんでした。

さて、社名の「CodeGear」ですが、これに決まりましたというのを聞いたのは、正直、発表直前です。以前にも書きましたが、この種の経営トップの決定に伴う発表は、ぎりぎりまで落ちてきません。特に今回は、DevCo側の決定ではなく、売る側(ボーランド)の決定なので、なおさらです。しかし、以前社名を何にするかという議論はありました。たしか、この社名も候補にあって、投票したかもしれません。なんとかファイヤーとかいう社名候補もあって、自分が炎上してどうする、とダメ出ししたような気がします。

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