アークコミュニケーションズのバリューは「楽しく、正しく、新しく」
元文部科学大臣の赤松良子さんが「女性に『清く、正しく、美しく』というけど、『美しい』よりも『たくましい』が大事」とおっしゃった。当時アラサーだった私は、私なら「楽しく、正しく、新しく」だな、と思ったのが始まりだったと思う。
**************全体会議での話から**********************
今日はアークコミュニケーションズのバリューの二つ目にある「楽しく、正しく、新しく」の「楽しく」の話をしたいと思います。
「楽しく」
マインドセットの部分が大きいので、これを伝えるのが一番難しいです。
説明して伝わるものでもないので、言葉にしてもなぁ・・・と思っていたのですが、コミュニケーションに関わる仕事をする私たちですから、言葉で伝える努力もしなければいけませんね。
目的語をつけると私の意図が伝わりやすいかと思います。
私が創業の頃、意識していたのは
「チャレンジ」を楽しむ
「ストレッチ」を楽しむ
でした。
創業の頃は今と違って何もなかったのですべて一から始めなければいけません。
楽と言う漢字は、らくという意味もありますが、チャレンジやストレッチを楽しむのはらくとは全然違いますね。
一から始めるのは、むしろ、らくより苦しいことが多かったと思います。
でも、苦しいときは、明けない夜明けはない、日の出の直前が一番暗い、神様は乗り越えられない試練を与えない、と言う言葉を思い出しながら、チャレンジを楽しんでいました。
伝わったかしら?なかなか言葉で説明するのは難しいですね。
皆さんにチャレンジを楽しんでいただくために、経営者として気を付けようと思ってることは様々なチャレンジを用意し、失敗に寛容であることです。
失敗はコストに繋がりやすいので、どうしても萎縮しがちです。
特に、日本の文化は、不確実性を回避したがる傾向にあります。
しかし、これから会社を次のフェーズに移行させるためには新しい試みをどんどん進められる社風にしていかなければならないと思っています。
新しいことにチャレンジして、10個失敗をしても1個の成功で元をとればよいのです。
正しいことをするのも、新しいことをするのも、大変なことがありますが、それを楽しめるようにしたい。
そんな願いが、楽しく、正しく、新しく、に込められています。
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「愉しい」に漢字を変えれば意味が伝わりやすい、とアドバイスを受けたこともあるのだが、「楽しい」にしないと、勢いが伝わらないな~、と思い、漢字は変えていない。