あなたのプロの定義は何ですか?
プロ(フェッショナル)という言葉が好きだ。「プロ」のイメージは、人によってそう違いはないと思う。ただ、そのプロをどういう角度から見て定義するのかは違うので面白い。
***************全体会議の話から************************
今日のテーマはプロフェッショナルです。
アークコミュニケーションズミッションステートメントの中のバリューに、「3つのP(Proactive,Professional,Profitable)」として入っていますね。
さて、皆さんが思うプロとはどういう人ですか?
プロフェッショナルなサービスというのはどういうサービスですか?
例えば、スポーツ界。
アマとプロという言葉があります。
色々違いはあるでしょうが、「お金」が明快な線引きです。
さて、ビジネス界はみなが「お金」をもらいます。
お金をもらっていることであれば全員がプロになってしまいますね。
ビジネス界におけるプロとはなんでしょうか?
私はいつも二つの側面から見ています。
一つ目は、お客様にソリューションを与える人
お客様は困っています。困っているので、私たちに頼んできます。
それは、スペイン語がまったくわからないのでとにくかく日本語にしてくれ、というニーズもあるでしょうし、採用活動が思わしくなく、WEBサイトをとおして効果を高めてくれ、というニーズもあるでしょう。
そもそも、お客様たちが「足りていない」ということに気が付きもしていなかったことを、私たちが指摘し、解決することもあるでしょう。
ソリューションの対価にお金をもらっているのですから、ソリューション自体が問われます。
二つ目は、お客様にお金を払っていただいて、さらに感謝されること
ソニーの元会長である大賀さんの言葉が印象に残っています。
彼は元バリトン歌手だったので、音楽に例えてこうおっしゃっていました。
オペラの世界は高いお金を払って喜んでお客様は会場にかけつける。そして、最後には、スタンディングオベーションをして満足して帰る。その二つを実現して、プロだ。
さて、それではプロであるためには、具体的にどのようなサービスを提供すればよいのでしょうね?
あなたが普段工夫していること、仲間がしていることでプロだと感じることを今から3~4人のグループを作って、5分間シェアしてください。
その後、お二人ほどから話した内容を発表してください。
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もっとも、最近のスポーツ界はお金という括りではアマとプロの線引きはあいまいだ。だが、「この人はやはりプロだ!」と思わせるトップアスリートがいるのも事実で、自分の中でどう線引きをしているのか今度もっと考えてみよう。