「心に残る言葉、仕事のコツ・ヒント集」を手帳に書き留める
手帳を落として何が一番恥ずかしいかというと、このページを見られることである。
**************全体会議の話から***************
私は、毎年買い替える手帳の1ページ目に、「心に残る言葉・仕事のHINTS&TIPS」を貼っています。
私が30代だったころ、ある方から、「僕は自分の気になる事を手帳に書き込むことにしているんだ」と自筆のメモを見せていただきました。そこには、いろいろなレベルの情報、例えば、日本の車の所有率は○%、という知識ものもあれば、戒め、飲んでも終電で帰る、のようなものもあれば、仕事のヒント、のようなものまでいろいろ書いてありました。毎年、手帳を買い替えるたびに、気になる言葉を吟味して、書き写しているそうです。
早速私もまねたのでした。その方と違ったところは、1年目の終わりにエクセルに書き込んだこと。こうすると、たとえ中身を吟味しなくても(!)、プリントアウトをして毎年貼るだけなので簡単です。
案の定、最初の2~3年は毎年内容を精査して更新していたのですが、そのうち、面倒くさくなって、内容を精査せずに、貼るだけとなりました。
10年ほどたって、また内容の吟味を始めましたが、30代と40代では心に響く言葉も違ってきます。
例えば・・・「部下が不必要な責任を感じないように、「仮に・・・」と質問する」が書いてありました。指導上の言葉遣いのノウハウです。正直、今はピンとこない言葉なのですが(笑)、当時の私の心境が偲ばれます。「部下にエクサイトメントを伝える」のほうが、今の私にもはるかにピンときます。
ともあれ、30代の私は「部下の育成・自分の成長・顧客とのリレーションシップ」に関する言葉が満載です。
面白いことに、40代になって「心に残る言葉・仕事のHINTS&TIPS」にせっかく新しく心に響く言葉を書き加えても、1年たつと消えていくものが多いのです。結局、30代に書いて、ず~っと眺めていた言葉は、古くても心に響くものが多いのです。また、未だに達成出来ているとは言い難いことを消去して、新しいことを書き加えづらい、ということもあります(苦笑)
50代になると達観して、「初心忘れるべからず」と、ほとんど書き換えないのをよしとしています。
もちろん、今も変わらず通じることもたくさん書いてあります。例えば・・「10人に一台ずつより一人に10台かってもらえる製品」と書いてあり、それは今のアークの理念に取り込まれています。
皆さんも、印象の残った言葉を反芻できるしくみをぜひ作って下さい。
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新婚の頃、夫にこの言葉を見せたら、「自分のことは時間管理のことが多いね」と言われた。未だにうまくありません。。。。。。