クロスカントリースキーの日本代表恩田祐一選手をサポート!
このたびアークコミュニケーションズは、クロスカントリースキーの日本代表である恩田祐一選手と所属契約を結んだ。
詳細についてはこちらのプレスリリースを見ていただきたいのだが、ここでは公式な文章には書ききれなかった「嬉しさ」、「夢」、「覚悟」について書きたい。
★スポーツの魅力は「ワクワク」★
スポーツは「やってみる」、「観戦する」、「サポートする」、と、いろいろな楽しみ方が生涯にわたって出来るのが素晴らしい。
恩田選手は、クロスカントリースキーの第一人者で、トリノ・バンクーバーオリンピックの日本代表、ワールドカップでの最高成績は4位が2回。表彰台にはあと一歩、そしてこのあと一歩のために並々ならぬ努力をしている選手だ。
ソチオリンピックまであと2年5ヶ月。彼はどんな「ワクワク」を私たちにもたらし、私たちはどんな応援を彼に出来るのだろう!
あれっ、私って、オリンピックに出場する選手を応援するんじゃなくて、自分がスキーオリエンテーリングでオリンピックへ行くはずだったんだけどなぁ・・・・(笑)
★ベンチャー主体のスポーツ支援には将来性があるぞ!★
正直なところ、ファンとして恩田選手を応援しても(=ブログを読んだり、ネットで世界選手権大会の中継見たり)、それ以外の役目はどこかの大企業がするものだと思っていた。年商5億円に満たない会社が出来ることではないと思っていたから。
しかしながら、アマチュアスポーツを取り巻く状況は厳しい。国がスポーツ基本法だ、スポーツ庁だと騒いではいるが、今まで実業団として、スポンサーとして支えてきた企業が、リーマンショック以来及び腰だ。
日本の第一人者の恩田選手に1年半もスポンサーがつかなかったのには正直びっくりした。
それだったら、私でも出来ることが何かないかな?と考えた。
「今までのように大企業一社に頼るのではなく、うちのような小さな会社が何社も支援に乗り出したら素敵なことじゃない?大企業より中小企業のほうが数の上では圧倒的に多いのだから。」とひらめいた。
小さい企業のメリットは選手と社員の距離が近く、様々な面でそのメリットをダイレクトに肌で感じることである。大企業よりベンチャーのほうが、積極的にスポーツを支援するメリットがあるはずだ。
今回のサポートは、恩田選手がメダルを取るために必要な金額というよりは、私たちの身の丈にあった金額から支援を開始した。
その代わり・・・と言ってはなんだが、より多くの企業に声をかけて仲間を募り、恩田選手をネットワークで支えたいと思った。アークコミュニケーションズの成長に応じて、恩田選手への支援を増やす契約も結んだ。
もし私たちのような考えに賛同してくれる企業が増えたら、ありとあらゆるスポーツに支援の手が伸び、マイナースポーツがマイナースポーツの良さを保ったまま自立出来る! なんて夢のある話だろう!
★絶対に成功モデルにならなければならないという覚悟★
こんなことを言って、10/1から始まる来年度が右肩下がりになったら、「な~んだ、スポーツなんて支援してもメリットないじゃない」となってしまう。私たちは、楽しく、正しく、新しいことをしながら、成長しなければいけない使命を負ってしまったことになる。
経営者としてえらいプレッシャーを自分でかけてしまったとも思ったが、Pressure makes diamonds.
「ダイヤモンドはプレッシャーがあるから輝くのだ」
恩田選手へのご声援とご支援をお願いします。(そして、アークコミュニケーションズも^^;)
<関連サイト>
アークコミュニケーションズスキーチーム
<メディアへの露出>
7記事社(MSN産経ニュース、朝日新聞、スポーツニッポンなど)
今更ながら自分の過去エントリーを読んでびっくり。私本当にやっちゃったんだ(笑)