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自粛要請と応援:東北福祉大・松山英樹選手が男子ゴルフのメジャー大会のマスターズに日本人アマチュアとして初出場!

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日本人アマチュアゴルファーとして初めてマスターズの出場資格を獲得した松山英樹選手(東北福祉大1年)に対し、出場辞退を求めるメールなどが届いているとの報道があった。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/golf/news/20110321-OYT1T00155.htm

有事の際には、スポーツは二の次になり、被災した方の感情や公平性を考慮して、イベントそのものが取りやめられたり、参加を自粛することが多い。
やむを得ない場合も多いが、何が何でも自粛ムードなのにはちょっと異議を唱えたくなってしまう。

被災を受けている場所での開催でもなく、ましてや世界中の競争を勝ち残って得た代表権なのだから、堂々と競技をした上で、世界中の人々に、一人の日本の若者として今回の震災のことを伝えてほしいと私は思う。

しかしながら、世の中には色々な考え方がある。松山選手に辞退を求めるメールを書いた人は被災者ではない人だろう。(被災者がメールを書けるとは思えない)震災でたくさんの人が心を痛めている中、スポーツなんてすべきではないと思う人も、やっぱり少なからずいるんだなぁと思って記事を読んでいた。

こういう状況下、松山選手はどんな決断を下すのかなぁ・・・と心配していたのだが、

松山、マスターズ出場決断…応援メール300件
http://www.yomiuri.co.jp/sports/golf/news/20110321-OYT1T00641.htm
という記事が15時間後に載っていた。

どうやら、最初の記事を読んだ人が、松山選手の背中を押したらしい。やっぱり私のように考える人もたくさんいるということか。

なんだか読売新聞に乗せられた気がしないでもないが(^_^;)、知らない人からも目に見える応援があったことは、松山選手も心強かったに違いない。

選手にとって一番の不幸は、努力しても結果が出ないことではなく、チャンスそのものが与えられないことだ。
決して競技に集中できる環境ではなかっただろうが、是非、頑張ってほしい。

クロスカントリースキーを履いて、地図と磁石を頼りに、経路を自由に選択しながら、決められた地点を通過する、タイムトライアルレース。
アジア大会に種目としても採用され、オリンピック種目となるための一歩をさらに踏み出したところ。9年連続全日本男子チャンピオンは堀江守弘
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