ありとあらゆるところでOB会の存続危機
最近、色々なOB会からお呼びがかかる。それも運営側から。私に声がかかるのには理由がある。
1. 女性だから
2. 誘うと来てくれるから
3. 若いから
同窓会おたくの私は、お誘いを大変嬉しく思っている。お声をかけていただけるうちが花で、私でお役にたてるならなんなりと安請け合い。
しかし、このブログを読む皆さんにはつっこみを入れてほしいのだ。
今年年女の大里さんが、若いだって??
しかしながら、事実そうなのである。
この手の集まりに行くと、私は常に若く、下手をすると一番若いのである。
どうやら私の世代は従来の同窓会活動に意義を見出す最後の世代らしい。大学のOB会、企業のOB会、倶楽部活動のOB会・・・
そしてどこも、「メンバーに若い人が少ない」と悩み、若手の活性化のために私に声をかけてくださるのである。
効果の出ない若手の獲得に精を出すより、コア会員のシニアの方々が楽しめる会にするほうが皆が幸せでないかと心の中で思っていたりもするのだが(苦笑)、自分が楽しいので、のこのこ出かけてしまう私である。(シニアの方々の幸せが若手の獲得だったりするから、堂々巡りなのだが)
30代の頃は「若い」と言われるのも嬉しかったが、アラフィフになっても「若い」と言わ、なんだか複雑な気分だ。(相対的に若いので、私が好き勝手言ってお子ちゃま化出来る特権はあるのだが)
時代の違い=>価値観の違い=>会への期待の違いと、若手が来ないのには理由があるのでその理由分析も大事ではある。しかし若さを求める信仰をこの際辞めて、継続性以外に会の存続意義を見出すことこそ、これから目指すべき道だと思うのだがいかがなものか。縦に同じようにつむいでいこうとする同窓会組織には、少子化における構造上の無理も来ており、楽しみ方を変えていくのが得策ではなかろうか。