誰も教えてくれなかった起業のこと(2):挑戦権を持ち続けることはとっても、とっても、素晴らしい!
お陰様でアークコミュニケーションズはなんとか5期連続黒字である。ただし、アークコミュニケーションズ設立時の事業計画によれば売上は現在の10倍だったはず(爆)
なぜそういう計画だったかと言えば、リスクを冒して会社を興すのだからそのくらいの夢(リターン)があってしかるべし、目標を低く設定すべきでない、というところだろうか。
確固たる根拠とか、強い意志があったからというわけではない。(リーマンショックのような経済情勢も全く予想していなかったし)
黒字と言えども、計画通りに行っていないことは紛れもない事実である。
ちなみに不達の理由が、リスクをTakeせずManageしていたから・・・というわけではない。
(ルーレットで確率の低い1点掛けをすることは勇気ではなく無謀で、赤黒か奇数偶数かくらいにならないと、掛け金を大きくする気になれないとは思っていたが。)
つまり、掛け金を大きくする気になれる事業ネタ・サービスネタを見つけていない(または見逃していた)ということで、経営者として決して褒められたことではないのだ。
いやはや・・・とつぶやいたら、「一番大事な事は生き延びていること。やりたい事をやり続けられる事かと。」とありがたい言葉をいただいた。
計画よりはるかに下回る成長率だが、黒字を続けたと言うことは、新しいことに取り組む挑戦権をずっと保持し続けているということで、それは喜ばしいことだと素直に思えた。
そもそも起業するって、挑戦権を得るということなのだから。
振り返ると、5年もかけて、掛ける先を探しながら掛ける体力をつけていたという感じだ。
そして最近、少し掛け金増やしてみたいなぁと思えることがらが増えてきたのは嬉しい。
しかし、こういう時だからこそ注意しなければいけない。
前エントリーに書いているよう、急成長しようとして墜落する企業は意外に多いのだ。
こういう時こそ、RiskはTakeするのではなくManageしなければいけない。
色々新しいことに手をだしているので、そろそろ私がキャパオーバー気味に。
アークコミュニケーションズのちょっとした新しい試みを手伝ってくれる人、募集しています。
しかし、新規事業って中味を書きにくいから募集もしにくいね(笑)
3ヵ月以内にはホームページをリニューアルして募集も出しますが、今すぐ助けてもらえるのなら嬉しい~!!