叱られ上手
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立場が変わってつくづく感じることだけど、「叱られ上手」は得だねぇ。昔の私は決して「叱られ上手」ではなかった。一生懸命で、でも「生意気」で、トラパパさんのような親心ある上司はその生意気さをかわいいと思ってくれてはいたことだろう。
だが、叱られるとなんだか「責められている」気持ちになってしまって、一生懸命防御に回っていたことのほうが多かった気がする。
ある時、上司に「君は叱られるのが嫌いなのか?」と聞かれて、「えっ、叱られるのが好きな人がいるんですか?」とびっくりして答えたこともあった。上司の真意は「君は叱られ下手だなぁ。僕は親切に言ってあげているんだよ」ということだったんだろうけど^^;
上司になってわかったことは、叱るという行為は、教えてあげたいという気持ちから出ていることが多いということだ。
ところが上司にとって親切な注意のつもりでも、部下にそう見えるとは限らない。
権力が上のものが行う行為と言うのは脅威であることが大半だ。
または、子供の頃に母親から「勉強しなさい!」と言われると「今、しようと思っていたのにしたくなくなっちゃった!」と反抗した時の気持ちに近いものもあるだろう。
叱られ上手は吸収上手。質の良いINPUTの多さはOUTPUTの良さに通ずる。
でも個人的には叱られべたの生意気なヤツ、大好きです(*^_^*)
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