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翻訳・WEB・キャリアを極める?楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道?

ぬるい商売をつい羨ましく思ってしまう私

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消費者として受けたサービスに不満足の時、必ず思うことがある。私のような不満を他の人が感じないように、不満の内容をサービスの供給者に伝えるのは親切なことだなぁと。(しかしながら、私は普段はそこまで親切ではない。)
だから、サービスの悪さに激怒している人を見ると、方法論は別として、不満を伝えているのだから、無言で去っていく私より、供給者に対して親切だなぁと思ってしまう。

さて、目の角膜を傷つけてしまった私は、自宅近くの眼科に行った。病院で何よりも待つことが嫌いな私は、出来るだけ空いていそうな病院に行くことにしている。(何かが間違っているような気はしているのだが^^;)

診療開始時間直前に行ったが、予想に反して4人ほど待っていた。(実は隠れた名医か?)そして待つこと20分。列の長さはなぜか変らない。後から来た人は「薬だけですから」と看護婦さんと交渉。なんだか慣れている様子。

すると、後ろでがたがた音がした。そう、先生が遅刻して今やって来たのだ。

診察が始まったが、なんだかのんびりペースに感じられ、いらいらする。医者の甲高い声でのおしゃべりも癇に障る。「いやいや、医者は病気の診断を下すことだけではなく、患者の気持ちを汲み取ることも仕事だ。患者と無駄話をするのはしようがない。」と思っていたら・・・・・無駄話をしているのは、患者にではなく、受付嬢に対してであった。

あぜん。。。。

やっと、私の前の患者が診察室から出てきたと思ったら・・・・そこから長い長い医者と受付嬢とのおしゃべり。思わず、「すみません、急いでいるのですが、まだですか?」とインタラプトした。気まずい沈黙の後、診察室の中から「どうぞ」という声。

こういう時はたいそう親切に「狭いスペースですから、診察室の会話はつつぬけですよ。しかも、感じが悪いので受付嬢とのおしゃべりは患者がいなくなってからしてはいかがでしょうか?」とでも言えばよかったのだろうか。

でも正直、怒りより羨ましさのほうが強い。「こんなぬるい商売をしていても、倒産しないなんて、名経営者ですね。私なんか、忙しいのに、利益があまり出ていなくて、是非見習いたいです」とでも言ったほうが私の気持ちを表しているかも^^;

<今日のオリンピックへの道>

ランニング:10.5キロ

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