同じ事を言い続けることの難しさ
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「えっ、私はその話を一度も聞いたことありませんよ」とあるスタッフに言われた。
8/17にリーダーズインテグレーションを開催して、9/4に今年度の事業に関するキックオフ会議を開いて、どの会議かは忘れたがその後でも数度言ったから「もう、私の今年度の思いは伝わったでしょう」という気持ちになっていた。たいそう甘い。
9月中旬以降に入社した人は4人もいた。彼らに「その話」をしたことがあるかは、覚えていない。
そもそも、たとえ一度聞いた人だって、2ヶ月たてば忘れる。忘れなくても重要だと思わなくなる。私は私で色々なところで何度も言っているうちに、飽きてしまってそのうち言わなくなる。
こうやって、たかだか30人の会社でさえ、皆に周知するというのは難しい。
ましてや大企業が全社員のベクトルをあわせるなんて至難の業だ。
その昔、大企業で働いていた頃は「どうしてこんな当たり前のことを、あちらこちらに貼ったり、文書で何度も回ってくるのかしら?私たちはそんな馬鹿じゃありません」と思っていた。
しかし、これはとんでもない勘違いだ。
こういうことは愚鈍に言いだしっぺが言い続けるしかない。
「その話」とは
「アークコミュニケーションズを大きくするぞ。そのためには大里のキャパを越えて仕事をするぞ。だから皆さんが自発的・自立的に活動をしてね。私もそうなるためのお手伝いをします」という私の思いだ。
ここまでブログに書けば、次に私が飽きて言わなくなってしまった時に、誰かが、「その話」は最近していますか?と突っ込みを入れてくれるに違いない。
<今日のオリンピックへの道>
ランニング:11キロ
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