【69.5%】バレンタインの義理チョコは本当に減ったのか
今年もバレンタインデーが間近に迫り、デパートやショッピングモールの特設売場は大変なことになっているようですね。女子学生たちに聞いてみると、どうやらこの時期、彼女たちの間ではチョコレート売り場での短期バイトが人気だとか。「○○は時給が1,200円」「△△は応募が殺到して☆☆ちゃんが落ちた」「▼▼はコスプレ」みたいな情報を交換しつつ、携帯片手に条件のよいショップを探しては応募する学生も多いようです。
さて、バレンタインといえば、ここ数年で「義理チョコ」がすっかり衰退し、代わって「友チョコ」が主流になっているというのがもっぱらの噂ですが、ホントのところはどうなんでしょうかね。このところのバレンタイン事情を、大学の女子学生たちや我が家の娘たちに聞いてみると、随分と様子が変わってきている感じがします。
江崎グリコが毎年行っているバレンタイン事情調査の2012年版によると、バレンタインにチョコをあげる予定の相手は、「女友達」がダントツのトップで【69.5%】。女子高生では89.0%、女子中学生では97.0%が友チョコをあげると回答しています。一方で義理チョコは27.3%と少数派。OLでは49.0%が義理チョコをあげると回答してますが、2年前の同調査より5%ほど減っています。
※江崎グリコ株式会社「バレンタイン事情2012」調査より一部引用
ただ、この調査結果を鵜呑みにもできない側面もあります。わたしが聞いた話では、友チョコをあげる(正しくは、交換する)中でも、「本当にあげたい相手」と、「そうでもないけど(もらったら)あげないわけにはいかない相手」がいる、というのが実態のようですね。特に、大量に手作りチョコ(やクッキーやケーキなど)を交換し合う中高生は、学校で放課などに交換しあう場合、「あの子にあげて、この子にあげない、というのはNGなので、どうしても予定数以上に作ることになる」らしい。つまり、「友チョコ」の中にも、望んで交換し合う「本命チョコ的友チョコ」と、お付き合いで交換する「義理チョコ的友チョコ」があるらしいんです。このことを娘に聞いたら、「そんなの当然。本命の子と義理の子はチョコやクッキーの数が違ったりするけどね」だそうです。結局、渡す相手が変わったものの、「義理チョコ」は減っていないのかもしれませんね。
ところで。先の調査のチョコをあげる予定の相手で「父親」と回答したのは46.5%となっていました。世のお父さんたちの2人に1人は、娘さんからチョコをもらえるという結果となっています。はたしてわたしはもらえるのでしょうか(笑)