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ガラスのCD/DVD

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ガラスのCD/DVDが開発されているようです。

佐々木さんが3ヶ月も前にエントリーされた情報ではありますが、
僕は本日、訪問先の企業で初めて目にしました。

Cd
※引用元:セーラー万年筆株式会社HP

開発のきっかけは、記録用メディアとしての永久性の追求なのだそうです。

実際、プラスチック製の現行市販品と比べると、湿度による劣化を防ぎ、
データは半永久的に保護されるとのこと。



すごいですよね。ガラス製ですが、普通にCD/DVDドライブで回る、焼けるんですよ。
特徴は3点。

  • 高音質記録が実現できる
  • データを半永久的に保存できる
  • 大きな物理的衝撃への耐性はない(あくまで強化ガラスの硬度)

うーん、3点目がまたなんともいい。

美しさと化学的強固さを有するゆえに、物理的脆さを併せ持つとは。



文系の僕なので技術を前にして用途を考えてみました。

◆CDとして

  • アーティストの記念版
    生誕◯◯周年版だったり、トリビュート版だったり。
    脆さを逆手に取って、展示コレクションという手もあるかと。
  • マスタ音源媒体
    高品質なコピー元として。

◇DVDとして

  • 結婚式等記念イベントのDVD
    業者さんの納品物でも、自前の撮影を焼いてもよし。
  • プログラムマスタ
    半永久性がモノをいいますよね。

アーティストCDなどは、昨今の沈む音楽業界に少し光をもたらすでしょうか?
などなど、なんとなく夢が広がりそうなイメージが持てました。

しかしながら、現在末端価格は10万円を切るかどうかという状況らしく、
今後のコスト面の改善に期待ですね。

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