【18万円のCD!?】噂のクリスタル・ディスクを試聴してきたよ!
皆さん18万円のCDって買いますか?(笑)
最近チラホラと噂を聞いていたクリスタル・ディスクというCDの材質がガラス(驚)で出来ていて、従来CDと比べ音質が抜群に良いっていうとっても凄いCDをわたしのブログを愛読・コメントしれくれているD社のSさんのご紹介で、メモリーテック株式会社さんのご厚意により、都内某所の音楽(マスタリング)スタジオにお邪魔して試聴するほんと貴重な時間を取っていただくことができました!
試聴させていただいたのは、ビクターエンタテインメント株式会社が音楽事業80周年企画の一環として完全予約生産する「K2HD MASTERING+ CRYSTAL」(こちらの値段は18万程度になるらしいです!)の一部と、サンプル音源を数曲チェックさせてもらいました。
ノーマルCDとクリスタル・ディスクどちらかを明かさずに試聴した結果として明らかな違いがあったか?というと、違いは明確に存在しますが、クラシックを高性能オーディオ機器で聞きなれていない私にとっては、どちらも良い音だったというのはお恥ずかしい限りですが正直なコメントでございます。
ここで強調しておきたいのは普通のCDも悪い音ではないって事です、なので高級オーディオ機器や試聴環境がご覧のようなスタジオだと普段は気が付かない音にも気が付くことができるので、どっちの音源でも音質の良さを認識してしまうんですよね、ほんと。
エンジニアの方曰く、オールジャンルがこのクリスタル・ディスクに向いているとは言えないかも…と仰っていました。自分が普段聞いているバンド系というか、電気・電子楽器が主体になっている音源を聞かせてもらった時には、ノーマルCDと比べ、クリスタル・ディスクの音像の解像度が上がる感じをより具体的に感じることができました。
ちなみにこの18万のCDですが、高級オーディオにかなりの投資をしている方々であれば、「K2HD MASTERING」でなくとも、一般的なマスタリングが施された原盤により忠実な再現をされる音を聞いてみたい、、、という欲求当然ありますよね?(笑)
そして、あなたの高額投資が行なわれたオーディオ機器がどれだけの性能をそのCDで発揮してくれるか…ほうら絶対買っちゃいますよね?(爆)
メモリーテックの方とはいろいろ音質だけでなくいろいろな分野についての意見交換をさせていただいたのですが、その内容全部書く訳にはいかんのですが、少なくともSA-CDと同じか、従来CDの倍の範囲内なら、アルバム買いなおしても良いと思うので、そこまでコストダウン可能ならLPなりCDに愛着がある旧来音楽ユーザは取り込めると思います。
材質との兼ね合いでそこまでのコストダウンがどうしても無理ということであれば、やはり音響マニア向けとして、クラシックやJAZZの名盤を受注生産していく方式が堅実路線ですよね。
ただ最近は自分で音楽を作る方は沢山いて、なおかつ富裕層に属している人たちもそれなりに居るわけですから、そういった方々にこの特製クリスタル・ディスクでのプレスをお勧めしてみては?と考えたのでした。
最後に、今回のご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
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P.S.
こちらのクリスタル・ディスクは普通のCDプレーヤで再生できるっていう点が大きなメリットです(価格はこのままでは残念ながら普及しないでしょうけど、あくまでマニア向け製品であればということで)、こういった聞き比べをするにはプレスが必要なので無理なのですが、自分が聞きなれた音源(アルバム)でこのサウンドチェックが出来たらな~とその点だけが非常に残念でした。
あと、写真では見えにくいですが、このCDガラス製なだけあって透けるんですよ!でも床に落としたくらいでは割れませんのでご安心を(笑)
そうそう、どんな音源が聞いてみたいですか?って質問をいただいたので、すかさずパットメセニーと答えたわたしですが、もし音源作成についてレーベルさんの協力が得られてもし実現したあかつきには、是非、是非、教えてください!