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あれこれ考えるよりも作ってしまった方が早いんじゃね?と思う、ギークなサラリーマンのアジャイルな日々。

テレビ朝日「お願い!ランキング」ダイソー編に出演しました

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はい。ひょんなことから「お願い!ランキング」に出演しました。
放映された番組内容は以下参照ということで。

◇番組内容

▽本当に使える!最新100円グッズランキング!7万点の商品の中から専門家が選ぶ夏の主力商品ベスト15の選抜商品を一挙紹介!この夏使える100円グッズ続々登場!▽変な間取り審議会 関ジャニ∞丸山隆平登場!ビビる&アンジェリカとの妄想トーク炸裂番組をナビゲートするCGキャラクターの声を務めるのは人気女子アナ!誰の声かわかるかな?

なぜか100円ショップの専門家として登場でした。
番組の詳しい内容はおいておいて、、

あまり、オルタナティブブログのビジネスカテゴリに
関係なさすぎる話もなんなんで、100円ショップの市場について少し調べてみました。

Wikipediaの100円ショップの頁を参照すると、100円ショップの歴史は1960年くらいからあり、最初はスーパーの催し物場などでの均一セールから始まったようです。
最大手のザ・ダイソーを運営する株式会社大創産業は、私の生まれた年である1977年に創業、1987年に 「100円SHOPダイソー」の展開に着手したそうで、店舗(テナント)型の100円ショップの歴史は25年くらいという感じでしょうか。

100円ショップの有名どことしては、同じくWikipediaからこんなところがあります。
※私の知っているところを抜粋しました。

市場規模は100円ショップとしての正確な数字は出ていませんが、ダイソーさんのホームページを見ると、2011年3月期で3,411億円もあり、店舗数は国内外合わせて3200店舗以上あるとのこと。

単純に考えて、1店舗1億円以上の年商があるということですね。

デフレ時代の象徴というべき100円ショップですが、今まで500円とか1000円以上していたような商品が100円で買えるというのは消費者には嬉しいことです。ただ、今まで500円、1000円で商品を売っていたメーカー、お店の方は本当に頭が痛いですね。

ただ、100円ショップもビジネスの形態のひとつ。企業努力をして、100円という価格を実現しているのです。大創産業の矢野社長によると安さの秘訣は、

『店舗が拡大すれば、商品を大量に仕入れることができます。
1万個や10万個、あるいは100万個では実現できない「100円」も、1,000万個の仕入れだと可能になります。』

とのこと。

数が出なくて価格を安くできないことで、「便利だけど1,000円は高いなー」なんて言われていたアイデア雑貨なども、ダイソーが1,000万個単位で作ることで世の中に普及することもあるわけです。1,000円の商品を1万個売っても1,000万円の売り上げですが、それを100円にして1,000万個で売れば10億円の売り上げで、商品ライセンスの率を下げたとしても最終的に儲かることになりますよね。

どんなビジネスや技術革新であっても、結局はそのビジネス、技術革新によって、幸せ(便利)になった人、不幸(不便)になった人どちらが多かったかによって評価が決まるのではないかと考えています。もちろん、それによって人命が失われたりするようなビジネス、技術は評価に値しませんが、100円ショップは大量消費、デフレ時代、国内産業空洞化の象徴としての側面のほかに、私も含めた消費者にとっては既に無くてはならない存在になったのではないでしょうか。

ちなみに、以前は、買ったものの数×100円のレジ打ちをしていたので、在庫管理や発注など大変ではなかろうかと思っていたのですが、最近のダイソーではPOSが導入されて、レシートでも買った商品などがわかるようになりましたね。

Daiso1 Daiso2

3,400億円≒34億個の商品POSデータ、一度見てみたいものです。

ちなみに、今回の番組の出演者は口コミサンキュ!の編集部から私と編集長尾崎の2名、晋遊舎のモノ評価誌、月刊MONOQLOとその増刊LDKの編集部からそれぞれ澤原デスクと木村デスク、そして、オールアバウトで収納公式ガイドをされている、すはらさんの計5名でした。また、100円ショップの特集があるらしいですが、いまいちなコメントばかりだったのでお呼びはかからないことでしょう(笑)

Onegai_shutsuen
左からすはらさん、澤原さん、 木村さん、秋山、尾崎編集長

ダイソーやセリアのアイテムも2万商品以上投稿されている、口コミサンキュ!買っちゃった♪もよろしくね!
http://39.benesse.ne.jp/

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