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企業の広告担当15年の現場から儲かる広告とITについて本音を漏らしながら紐解いていきます。

短くて余白の多いブリーフィング

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広告のデザインやコピーを起こしたり依頼したりする時、できるだけ心がけている事が2つあります。


ひとつ目は「言いたいことを俳句にする」です。
5・7・5のたった17文字に言いたいことをまとめてしまうのです。


新製品や新機能が沢山あるとき、つい、それらをすべて述べようとしてしまう。
プライオリティをつけては見るけど、大きさを変えるだけで結局全部載せてしまう。

その結果、言葉ばかりで何が言いたいのかよく分からない、説明ばかりの広告が出来上がります。


しかし、俳句にする事によって、「自分が最も伝えたいこと」だけに集約せざるを得なくなります。
何が大事で何が大事でないかを関係者にも共有できます。


それこそがメッセージの大事な中核となるモノなのです。

メッセージの中核がしっかりしていれば、それを元にしたクリエイティブもブレない。
無駄なものがそぎ落とされ、強いクリエイティブを開発しやすくなります。

もうひとつは(特にコピーワークですが)「余白を作る」です。

デザイン的な余白ではなく、「想像の余地」です。
「すべてを説明せず、閲覧者の想像を喚起する部分を意図的に残す」のです。

「行間に意味をこめる」と似ているかも知れません。


「ふむふむ。あー、なるほどね~。アレのことを言ってるのね。」とか
「フッ、結局言いたいのは○○ってことなんでしょ。ニヤリ」とか

そうした思考を喚起する事で、ターゲットの記憶に刻み込むことが出来ます。


可能な限り言いたいことを削る。
思考の余白を残す。


相手に記憶してもらいたいときにも使える手法です。

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