オルタナティブ・ブログ > アネゴの仕事日記 >

エクゼクティブコーチング・リーダー育成の現場から、思ったことや考えたこと、学んだことをつれづれなるままに発信してゆきたいと思います。リーダーなんてなりたくないという声も聞きますが、リーダーはカッコイイ!。一人一人がリーダーシップを持つ世の中の実現のために取り組んでいます。

自分の職場のことを自分たちが考えてみる機会を!AgileJapan2011

»

とあるコンサルタントから聞いた話ですが、某組織というか某現場では
現場のみなさんがなかなか自ら改善提案などを行わないということでした。
これは、特定の現場に限らずむしろ多いのではないか?というような現場
の一つのようにも感じました。

・ 言いだしっぺにはリスクがある
・ 提案が受け入れられなかったりするかも。(もしくは、していた)
・ 自分は単なるメンバーで、リーダーの仕事だろう
・ 言われたことをやるのだから、自分は考えない役割だ
・ 考えてない・・・の?

そういった声を想像しながらも思ったのですが、私たちが政治や自治体や
街づくり、学校づくりに取り組む様子とそう違いはなような気がしてきました。
全員じゃないですよね。もちろん。
正直に言うと、私にはそういう気持ちが少しあります。

そんなとき、こんな言葉を友人から聞きました。


 ・ ある部族は「問い」を持った。その部族は自由になった。
    ある部族は「答え」を持った。その部族は奴隷になった。


この言葉はどこかの部族の言い伝えなのだそうです。
どういう歴史があってこの言葉が生まれたのかもわからないのですが、
先に書いた主体的ではない組織人のことをずっと考えていたので、
私はその組織のことを思い出しました。

「問い」もしくは、哲学とか思想のない組織はいつかは滅びる
ということを言いたいのではないか。
何も考えずにお金を使って便利なことをやっていると、ツケのような
ものが回ってくるということでしょうか。
そんなことを考え始めました。

そう考えると、
・ 今の状況はどうして起きているのか?
・ そのために、自分たちには何ができるのか?
・ どうなりたいのだろうか?
本当は考えなくてはならない問いが沢山あるはずです。
時間が無い、忙しい、自分の担当ではないなどと言っている場合では
無いのだということの切実感が増してきます。

AgileJapan2011では、3年目にして初のWoman'sセッションを担当します。
今回はデータを観ながら「働き方」について考えてみる機会にしたいと思います。
ダイバーシティーなどの取り組みも徐々に広がっている私たちの職場ですが、
本当の実態はどうなのか?みんなが何を考えているのか?ほかの人たちは
どうしているのか?についても共有し、新しい一歩を踏み出したいなと思っています。

◆AgileJapan2011 ~広がる、繋がる、動き出す~
   http://www.agilejapan.org/

アンケートは4月上旬まで引き続き行います。
希望者には結果のデータもシェアしますので、ぜひご協力ください。
また、可能であれば多くの方々にこのアンケートをお知らせください!

「みんなで一緒に考える女性の働き方アンケート」
  アンケート → http://enq-maker.com/6jHagGi


・ 男性のみなさんもかなり積極的にご回答いただいています。
・ 経営者も多いんですね。
・ ダイバーシティーとか働き方の取り組みのある企業ばかりではない現実
・ お互いにサポートしたい・サポートがほしいと思っているのにつながらない現場
・ ほかの職場の取り組みをもっと知りたいという声
・ 男女問わずに、育児や介護などがもたらす現実的な問題に向かう人々

他の職場ではなく、自分たちの職場を考える機会にしていただきたいなと思います。
ぜひご参加くださいね。


■■ 上田雅美 [株式会社アネゴ企画・エクゼクティブコーチング・組織開発支援]
■■  URL : http://www.anego.biz/
■■  Twitter:@Anegokikaku
■■  facebook: http://www.facebook.com/masami.ueda
■■  blog :アネゴの日記 http://blog.goo.ne.jp/cs_jenniffer/
■■  blog :アネゴの仕事日記 http://blogs.bizmakoto.jp/Anegokikaku/
■■  Project :「リーダー塾」・「アネゴ塾」主催 http://www9.atwiki.jp/anegokikaku/

 

Comment(0)