今回のブログをアップする前に、Googleで検索してみました。
キーワードはもちろん、「日本版SOX法」。その結果は、約621,000件。とにかく、いま注目されているキーワードであるということでしょう。
さて、その気になる日本版SOX法ですが、同法の最大の目的は「内部統制制度の確立」にあります。つまり、社内のチェック・システムによって、不正や誤謬(ごびゅう)といった間違いを未然に発見できるシステムを構築させることを目指しているそうです。
ここまで読んだだけでも、「現行システムで大丈夫かな…」と少し不安になっている管理者もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本版SOX法の草案では、内部統制を達成させるための基本的要素の6番目に「ITの活用」が盛り込まれ、 ITによる内部統制の重要性が強調されています。
また併せて「リスクの評価と対応」「情報と伝達」「モニタリング」といった 業務処理統制も要求され、従来以上に業務プロセスの可視化とモニタリング、そして記録保持への取り組みが求められます。
もっと分かりやすく言うと、今後は「組織内の情報」の徹底した管理が不可欠になります。「情報」が「いつ」「誰に」伝達され、「誰が意思決定をしたか」を随時記録することが重要です。
これは、企業情報システムの重要性がますます高まることを意味しています。
2006年をワン!!ダフルな1年にするためにも、やはり早めの準備が必要と言えるかもしれません…。
Dr.QがITサプリメントをお届けしました。次回もお楽しみに。
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