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「質の高い読者を最初から集めたい。」と思ってメルマガ読者集めの広告をする。誰もがそう考えることなのですが、質の高い読者が本当に集まっているかどうか疑問。これが、あなたが感じることではないでしょうか。

こんな事件が先日受け取ったメルマガに書かれていた。

(受け取ったメルマガ発行者の言葉を私なりに言い換えた文章である。)

「私のメルマガを受信して頂いた読者の一部からスパムメールを送るなというクレームメールを頂きました。私は決して私の読者の皆様にスパムメールを配信した覚えがありません。

使用したメルマガ読者のリストは、○○○でメルマガを受け取りますと許諾されたメールアドレスリストです。

第三者が私の代行で集めたリストですが、読者からのパーミッションを取っています・・・・・」

この事件は、二つの示唆を私たちに教えてくれる。

示唆(1)第三者が代行して集める読者リストの集め方が後で読者に誤解を与えるやり方であるかないか。業者の読者集め方法を入念に調べる必要がある。

示唆(2)集められたリストを買うよりも自分のサイトに誘導してメルマガに登録していただく方が問題を複雑にしない。

多分、このメルマガ発行者は業者と論争になっていると推測する。余分な時間と労力がここで発生する。お金を支払って問題を抱える。これでは、投資回収ができない。

質の高い読者は自分のサイトで集めるが基本!

自分のサイトでメルマガ登録をしていただけば自動的に質が高い読者を獲得できるかと言えば、それはうそになる。

ただ、

上記のような問題を抱える心配がない。

質の高い読者は、メルマガ登録時に絞り込まれた読者でなければならない。本当にこのメルマガの情報に飢えている読者しか登録させない。

そのためには、このメルマガがどのような人向けのメルマガであるか、読者にどんなメリットを提供するのかなどを登録ページに提示する必要がある。

これを実行すると必ずトレードオフが発生する。ある程度の読者数を集めるのに時間が掛かると言うことだ。

でも、

絞り込まれた読者であるのでコンテンツが良ければメルマガを解除する数も少なくなり、叩けば響く読者リストが構築できる。

数を求めるか、質を求めるかの優先順位をメルマガ発行者は最初に決断しなければならない。


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吉田憲人

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吉田憲人

吉田憲人

Goyat LLC(ゴヤット合同会社)代表社員。オープンソースCMS Joomlaを使った中小企業向け情報発信ツールサービスを展開。お客様に見つけてもらえる仕組みと方法を支援。ホームページを自社で運営したいという中小企業に最適なソリューションの構築とコンサルティングを行なっている。

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