Joomla CMSの世界:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) Joomla CMSの世界

ホームページでの情報発信が楽しくなるツール!

« 2007年2月13日

2007年2月15日の投稿

2007年2月20日 »

2006年12月付けで米国Datran Mediaが調査した結果の一部をチャートにした。まず、このチャートを見てください。

「Eメールマーケティングは米国でモテモテ」のタブ

83%の米国企業
が検索サーチ広告よりもメールマーケティングに期待を寄せている。重要な広告戦略としてメールマーケティングを位置づけている。

その主な理由が、売り上げが増えると言う理由だ。

55%の企業がその効果があるためにメールマーケティングをツールとして積極的に使って行こうとしている。

日本の企業は、どうなんだろう。

外資系企業、デルコンピュータやHPなどはメールマーケティングのノウハウを日本の担当者に教え込んでいる。残念ながら、日本ではそのノウハウを持っている人が社内にいない。

私は何とかして日本でもメールマーケティングが企業に広まるよう情報を発信しているのだが。

メールマーケティングに最初に飛びついたのは、オンラインショップであった。しかし、正しいやり方でメールマーケティングを実践していないためスパムメールになってしまった。

そのため、最近はメールマーケティングに魅力を感じなくなってきているようだ。

一度、読者リストがスパムメルマガであると読者に認識されるとその読者リストは無用の長物になる。お金を出して集めたメールアドレスがごみ同然になる。

一方、正しいやり方で読者の感受性を重んじたメルマガ配信を行っている会社は、メールアドレスが「砂金」になっている。

この違いは、メールマーケティングのノウハウの違いにある。

最近、倒産した株式会社サクセス(格安PCの通販会社)は、毎日PC情報をメルマガにして発行していた。私もそのメルマガに登録していたが1週間で「もう、たくさんだ!」という気分になった。

まず、読者にそんな気分にさせない事を第一に考えて配信頻度を設定すべきだろう。

オンラインショップもこの点で最初のボタンのかけ違いをしてしまっている。配信頻度を多くすれば最初だけ売り上げは伸びる。だが、続かない。続かなくなった時点で読者はそのメルマガを読まなくなっている。

一度、読者がメルマガを読まなくなると次に読ませるようにするには至難の業だ。リストは、既に死んでいる。

そうなる前にやるべき事がある。

■メールマーケティングを実践している会社

一度、メールマーケティングが上手く働いているかどうかの健康診断を受けてください。

■メールマーケティングをこれからやる会社

始める前にメールマーケティングのエキスパートに相談してください。最初にボタンのかけ違いをすると後に戻りません。

■メールマーケティングセミナーに参加して正しい知識を得ること

3月28日にメルマガ・メールマーケティングの第一人者がセミナーを開きます。
詳細はこちら。

それでは、また。

吉田憲人

« 2007年2月13日

2007年2月15日の投稿

2007年2月20日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

吉田憲人

吉田憲人

Goyat LLC(ゴヤット合同会社)代表社員。オープンソースCMS Joomlaを使った中小企業向け情報発信ツールサービスを展開。お客様に見つけてもらえる仕組みと方法を支援。ホームページを自社で運営したいという中小企業に最適なソリューションの構築とコンサルティングを行なっている。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のコメント
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
goyat
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ