代替案のある生活:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 代替案のある生活

ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

« 2008年4月15日

2008年4月16日の投稿

2008年4月17日 »

まるで、大木さんに喧嘩を売っているようですが、その通りです(うそです)。大木さんや伊藤忠商事の丹羽会長も含め、日本の常識人やビジネスパーソン達は、若い人たちにたいへん優しいのだな、と思います。日本には昔から、先輩・後輩の関係を育てる土壌があります。

ちなみに和英辞典では、先輩を「Elder Person」つまり、年上の人、という意味しかありませんが、国語辞典(大辞泉)では、「①年齢・地位・経験や学問・技芸などで、自分より上の人。②同じ学校や勤務先などに先に入った人。」とあります。経験を積んだ先輩が後輩を育てていく、というのが日本の麗しい風習です。

しかし、私はあえて逆らってみたいと思います。従業員採用についても、日本も国際化を進めていくべきだと思っています。その中で、日本以外の国々から、たとえば、中国、韓国、台湾、インド、他のアジアやアメリカ、ヨーロッパから移ってきた人たちも、日本人の新入社員同様に社員対象者として認めるべきでしょう。日本語で敬語をきちんと話せ、人との対応もりっぱで、仕事も出来る、というノン・ジャパニーズを何人も知っています。

そうなってくると、今までのように何年も、しかもお金をかけて新入社員を優しく育てていく事は、必要性が低くなるでしょう。日本以外から来る人たちの中には、採用後、すぐに実業務をこなしていく事の出来る人がいるでしょう。もちろん、企業としてはそういった人の方を優遇すべきでしょうね。

会社 3 年以内に辞める人には、その会社の方針や企業風土が合わない人もいるでしょう。または、入社して、自分のスキルの無さ、未熟さを実感し、将来のもっと大きな目標のため大学院に進んだり、他の会社でスキルを磨く、という人もいると思います。私が新入社員の頃にも、そういった人たちはたくさんいました。

しかし、新入社員の 30 % というのは多すぎるようです。回りの人が辞めるからとか、辞めて転職するのが流行っているから、という人もいるのでしょうね。人材派遣会社の中には、若い人材を大勢転職させる事によって商売をしている会社もありますので、うまくはまってしまう人もいるのでしょう。

そういった流れに乗ってしまうのは、その人個人の優劣など関係なくなってしまい、単なる頭数(外資系ではヘッドカウントと言います)になってしまいます。十把ひとからげとも言いますね。意図するしないに係わらず、若い人たちをふるいにかける手段になっているように思います。転職によって成長する人の数よりも、落ちていく人たちの数の方が多いように思いますが、別にこれは今に始まったことではなく、私が新入社員の頃にもありました。

教職免許を取っていたので先生になる人、田舎に帰る人、実家を継ぐ人、バイトを続ける人、どこかに行方不明になってしまう人。今も、10年前も、20年前も、または 50年前であっても、同じ状況ではないかと思います。ただ、その数が増えたのと、人材派遣会社が商売する幅を広げられたというのが、現状でしょう。

やるきがなければ「さようなら」で良いのだと思います。自分自身で選んだことなのだから、結果も自分に返ってくるだけなのだ、と思っています。それだけの事だ、と感じています。

とおる

« 2008年4月15日

2008年4月16日の投稿

2008年4月17日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2011年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
daitaian
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ