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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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叩け!叩け!叩け!おいらにゃ、獣の血がぁさわーぐ。・・・・・「おたく」はどぉっちだー♪
違う!「おたく」じゃない。「あした」だ。これはあしたのジョーの主題歌だ。作詞は寺山修司だ。「るるるー、るるるる」のところは、これを歌った尾藤イサオが、歌詞を忘れて、アドリブで突っ込んだところだ。

(はっと我に返る)夏、暑すぎで、ついに私、壊れました。「おたくはITを救うか」なんてタイトルにしようと思ってたのですが、ふっと疑問が生じてしまって。「おたく」には2種類ある、のでは?ということです。「おたく」らしい人を想像したら、荒俣宏庵野秀明が出てきた。このふたり、似ているようで似てない。

荒俣宏氏は、「帝都物語」とか書いているので、オカルト系SF系おたくか、というと荒俣氏のビブリオグラフィーを見ると、とんでもなく幅が広いことがわかる。その幅の広さの根底にあるのが、本の収集(だけではなく、読んでいると思う)にあるのではないか。まあ、ある種博識なんだろう。書物に没頭するだけでなく、マスコミの力を利用して、世界のどこにでも行ってしまう能力も持っているようだ。

庵野秀明氏は、「新世紀エヴァンゲリオン」の作者・監督である。この人の日常は奥さんである安野モヨコさんの「監督不行届」にあるように、どうもアニメ漬けの日々のようである。歌うはアニソン(アニメソング)。見るのは、アニメのDVDといったように。

つまり、「おたく」は、ひとつ、深くはまっているものはあるが、それにこだわらず、何にでも興味を示して、ズカズカとはまり込んでしまうタイプ(仮にT型と呼ぶ)と、ひとつのことにしかのめり込まないタイプ(I型と呼ぶ)に分かれるのではないか。I型だと「鉄子の旅」の横見浩彦氏もいる。とにかく、鉄道しかない。しかも彼は駅派。とにかくJRの駅全部降りたらしい。なにが面白いのかは本人の嗜好なので、まぁ、勝手に楽しんでいてくださいね。という感じか。 

私も「おたく」の自覚はあるのだが、T型(というより「-型」かなぁ?)であると思う。

「鉄道」・・・鉄、入ってますが、私は乗る派。まぁ鉄としては初心者だな。
「旅客飛行機」・・・これも乗る派。フライトアテンダントの趣味はない。
「ミリタリー」・・・服装と情報収集、昔はプラモデル派。中田商店万歳!
「マンガ&アニメ」・・・ビッグコミックビッグコミックオリジナル系がいいなぁ。あとは、SFアニメは良いね。
ケルト文化」・・・これを見にアイルランドまで行った。
「食」・・・食いしん坊なのである。外食も内食も。料理を作るのが好き。
「本」・・・悪性活字中毒である。
「博物館めぐり」・・・東博(とうはく:東京国立博物館)、大好き。

まぁ、もう良いですね。

■■■
T型は「ジェネラリスト」、I型は「スペシャリスト」と呼び変えても良い。一企業にとって、どちらが大切か。もう答えはお分かりですね。結局は両方必要なのだ。IT企業なら、ジェネラリストはプロジェクトマネージャ、とか、営業とか。スペシャリストはアーキテクトやプログラマ。私はプログラムを書かなくなって何十年だが、プログラマって名前は好きだなぁ。ちなみに今の職位はアーキテクトです。

サン・マイクロシステムズKK(日本法人)の会長、ダン・ミラーはよく、ジェネラリストであれ、また、時にスペシャリストであれ、なんて勝手なことを言っています。ジェネラリストがいなければ、全体を見渡せないが、スペシャリストがいないと何も推進されない、終わらない。だから、スペシャリストになるように自分で勉強し、教育を受けるチャンスをつかみなさい、と言っています。そのために、サンはみんなを応援し、できることはする。

日本のITレベルについて、私が言及するのはたいへんおこがましいですが、ジェネラリストとスペシャリスト、両方を育てる仕組みが必要だと思います。みんな、どんどん「おたく」化していけば良い。「おたくが日本のITを救う」のではないか、と、暑さで煮えた脳みそで、考えているこの頃です。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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