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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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2007年3月22日の投稿

2007年3月23日 »

青い海、大きな蘇鉄の木、原色の花々、小鳥のさえずり、南からの風。日本にある楽園、沖縄。今週月曜日、沖縄に出張してきました。

沖縄は、内閣府がリードする沖縄情報通信産業振興の計画をもとに、官民学の研究会が活発に行われ、また、ギガビット・ネットワークなどのITインフラ整備も進んでいる。サンでも、沖縄トラステッド・ネットワークプロジェクトを提案中である。

今回はサンのお客様であり、信頼させていただいているあるパートナー様にサンの最新情報をお伝えするために出張させてもらった。お時間をいただいてお話をさせていただいたが、この沖縄情報通信産業振興にとって、たいへん重要なことは、いかに沖縄の地元の企業が中心的な役割を果たしていくかだ。

政府主導のこういったプロジェクトでは、大きなお金が動くので、中央(東京側)から、さも沖縄のためのような顔をしてやってきて、結局おいしいところをさらって行く様な事は厳重に慎むべきだと思う。沖縄がITによって、豊かになっていくことが一番重要なのだ。これに必要なのは、教育・人材育成であり、沖縄の地元の企業が主導で推進できるようにサポートしてさしあげる事だ。

この状況は、1990年代のアイルランドに似ている。アイルランドは重工業の発展に出遅れ、工場の誘致も出来ず、1980年代は経済的に苦しんでいた。当時、IBMにいた私はIBMアイルランドの会長、ハートレー博士に目をかけてもらっており、何回かアイルランドに行った。ハートレー博士はEU金融界の影のフィクサーであった。その当時の大統領、ミセス・ロビンソンとも深いつながりがあったのだ。

ダブリンの港は、重工業による汚染がなく、薄青い、とてもきれいな海だった。その後、EU統合に向け、金融システムの構築や半導体工場の誘致が成功し、いまの経済力のあるアイルランドへと成長していった。この間も、観光地としてのアイルランドの人気は増す一方だった。アイルランドはアメリカ人の多くの人のふるさとなので、アメリカからの観光が非常に多い。

さて、ひるがえって沖縄を見ると、重工業の誘致には出遅れているが、LSI設計などの新しい工業誘致の可能性があり、また、先進のITインフラを利用した金融システムなどの開発、データセンターの誘致などの可能性があると思われる。

私は沖縄が好きだ。このすてきな島が、エコロジカルに保全されたまま、新しい産業を得て豊かになっていって欲しいと思う。微力ながら、これを支える活動もしていきたい。

勿論、日本最高の観光地としての地位も不動のままに。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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