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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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2007年3月1日の投稿

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以前、イギリス人と話していて、日本人は不思議だと思うことのひとつに

「日本製のカメラはヨーロッパ市場を制覇してしまったのに、なぜ値段を釣り上げないんだ?」

と言う事をあげていました。最初は、彼が何を言っているのか、良く理解できなかったのですが、話を聞いていくうちに驚きの事実が・・・。通常、イギリスでも他のヨーロッパの国々でも、いったん市場の大部分を制覇してしまった企業や製品は、その後、必ずその製品の値段を吊り上げて、利潤をあげるのだそうです。

たしかに、私の前職でイギリスの製品を取り扱っていたとき、広くユーザ企業に利用されるようになり、バージョンを1から2に上げたところ、イギリスからの通達でバージョン2の値段をバージョン1の倍にする、と言われました。もちろん猛抗議をしましたが聞き入れられず、仕方無しに発表しました。

バージョン3になったときは、またバージョン2の倍の金額になり、これもまた文句を言いましたが聞き入れられませんでした。しかも、バージョン1のサービスを終了させるということもせねばならず、こんなむちゃくちゃな価格体系はないだろうとひとり困っていましたが、お客様もすでにそのソフトウェアでシステムを構築しており、他に移動することもできず、仕方無しに高くなった金額をお支払いいただいたと覚えています。

これでは、無理やり牛を追いやる牧畜犬のようでした。

これはこのイギリスの製品だけでなく、大なり小なり、欧米の製品の価格の特長なのではないでしょうか。まず、市場を制覇し、お客様が逃げられなくしたあと、徐々に金額を吊り上げていく。マイクロソフトさんを槍玉に挙げるつもりはないですし、マイクロソフト社のOfficeを使ったことがない(=購入したことがない)ので、あまり知らないのですが、もしかして、Officeって、徐々に値段が上がってはいませんか?

やはり、欧米は牧畜・狩人型、日本人は農夫型なのでしょうか。

ちなみにカメラは市場を席巻したあと、値段も上げず、しかも同じ値段で機能がどんどん良くなっていき、ますますそのイギリス人は

 

「日本人は良くわからない」

 

と思ったそうです。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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