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やめたてホヤホヤ。2014年11月1日からスタートアップへにjoinする筆者が、第一線の声をお届けします!

<予備校代だけじゃない!>国家資格の合格後にかかるおカネの話

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国家資格の取得って、勉強のエネルギーもさることながら
金銭的負担が大きいです。
僕も中小企業診断士という資格を一応持っているのですが
合格に至るまで予備校代やらなんやら、50万円くらいの
投資(浪費ではない。たぶん)をしました。







「そんなにお金かかってたの?!」という声が嫁さんあたりから
聞こえてきそうですが、中小企業診断士のメリットは
維持更新のためのお金がほとんどかからないという点です。
(デメリットは独占業務がないことと知名度が低いこと。致命的。)

それに対して
「弁護士は大変だよ。とんでもないお金を協会から徴収されて、
 過当競争に晒されて...」とこぼしていたのは、昔一緒に
仕事をしていた同世代の弁護士。彼はローファームに
所属していたためそのへんのお金は会社が負担していた
ようですが、個人の方は本当に大変みたいです。


...というわけで、
「国家資格、合格後に払わなければいけない費用まとめ」
書いてみました!

※年度によって会費は若干上下しているようです。
 非公式なソースから拾った情報も混在しているので
 詳細は各協会にお問い合わせください。
__________________________

1.公認会計士


<合格から5年間でかかる総費用>

660,000円

<内訳>

・登録免許税   60,000円
・入会金     40,000円
・施設負担金   50,000円
・会費      60,000円/年
・地域会会費   42,000円/年

<ひとことコメント>

施設負担金て何やねんww


2.弁護士


<合格から5年間でかかる総費用>

2,982,000円


<内訳>

・日弁連登録料  30,000円
・弁護士会入会金 30,000円
・日弁連会費   242,400円/年
・弁護士会会費  342,000円/年

<ひとことコメント>

高すぎワロタ...。
ちなみに山口県、島根県、釧路支部(北海道)は
年会費100万円以上を取られるようです。田舎怖い。


3.税理士


<合格から5年間でかかる総費用>

735,000円


<内訳>

・登録免許税   60,000円
・登録料     50,000円
・税理士協会費  75,000円/年
支部会費    30,000円/年
・会館建設費   20,000円/年

<ひとことコメント>

会館建設費って何やねんw


4.司法書士


<合格から5年間でかかる総費用>

1,043,000円

<内訳>

・登録免許税   30,000円
・入会金     35,000円
・司法書士協会費 183,600円/年
・会館建設特別費 12,000円/年

<ひとことコメント>

会館建設特別費って(以下略


5.行政書士

<合格から5年間でかかる総費用>

675,000円


<内訳>

・登録免許税   30,000円
登録手数料   25,000円
入会金     200,000円
・年会費     84,000円/年

<ひとことコメント>

登録手数料と入会金が分かれていることに動揺



6.中小企業診断士

<合格から5年間でかかる総費用>

30,000円〜460,000円

<内訳>

・実務補習料   150,000円(任意)
・登録免許税なし
・入会金     30,000円(任意)
・年会費     50,000円(任意)
・理論政策研修  6,000円/年

<ひとことコメント>

僕は最初の実務補習料だけ払いましたが、
協会には入っていません(つまり5年間で180,000円)。
賛否両論ありますが、個人的には協会の活動って
費用対効果低いな、という印象です。

__________________________

国家資格とるぞー!と意気込んでいる若手サラリーマンや
学生の皆さんは、ぜひ参考にしてください。

士業マーケットは軒並み供給過多。
もしこの金額を自己負担、となると...
( ´_ゝ`)´_ゝ`)´_ゝ`)

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