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世界遺産登録になったばかりの軍艦島に行ってきました。~事前に知っておきたい情報~

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仕事のついでに、世界遺産になったばかりの軍艦島に7月に行ってきました。

私はずいぶん軍艦島をなめていたので、いろいろ経験しました。これから行こうと思っている方に事前にお伝えしておきたく、書きました。

当初、軍艦島には船を予約すれば、ビューンと渡船し、船が出れば上陸できると思っていました。

そして、上陸したらいろいろ見れると思っていました。

船の中は結構快適だと思っていました。

ただ、これは必ずしもそうではないことを知りました。

まず、軍艦島は結構沖にあるので、結構時間がかかります。

渡船用のブラックダイヤモンド号(石炭は昔「黒いダイヤモンド」と呼ばれていたので、ブラックダウやモンド号なのでしょう)は大きく3ブロックに分かれて、200名の定員になっています。ちなみに3つのブロックはグレードが違うのですが、料金は一緒で、着席したもの勝ちの状態です。

一番いいのは、船室内のエアコン、屋根付きの部屋です。次によいのは1階のエアコンなしのデッキのスペースです。一番つらそうなのは、2回の屋根なしの席です。軍艦島は日傘を含めて禁止されているので、晴れていると、日差しがきついです。曇りの無風だと、2階が眺めがよさそうではあるのですが、、私が行った日は天候が良かったので、2階は地獄のようでした。「もう無理!」と2階から降りてきた女性もいました。ただ、基本的に着席していなければいけないので、2階の席になった人は耐えるしかありません。小さな子供はやめておいたほうが良いでしょう。

基本的には受け付けた順から200m先の渡船場で並ぶのですが、なるべく早めに並んで、良い席を取ったほうが良いでしょう。

続いて上陸できないことがあるという事実を知っておいたほうが良いです。下の写真は穏やかな海のように見えますぐが、実際にはすごい揺れで立っていられないほどです。外洋は静かに見えて結構波があるので、上陸率は意外に低いようです。10月が一番上陸成功率が高いそうなので、確実に上陸したいと思う人は10月が良いかもしれません。

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ただ、上陸しても大半が立ち入り禁止区域で、あまり見ることはできないです。一方、上陸できあない場合は接近ツアーになるそうです。接近ツアーのほうが立ち入り禁止区域を海から見れるので、見れる範囲は接近ッアーのほうが多そうです。まぁでも、やっぱり自分の足で上陸してみたいですよね。でもこればっかりは、本当に運だと思います。 私が行った日は長崎港では快晴、ほぼ無風で、今日は完ぺきに上陸できると思っていました。 しかし、船が軍艦島に近づき、いよいよ接岸しようとすると、波が激しく、とても接岸できる状態ではありませんでした。おそらくですが、軍艦島の周りは波が立ちやすいのだと思います。で、実際に上陸できない人も多いと思います。

上陸できませんでしたが、まじかで見る軍艦島はTVで見る軍艦島とは違い、廃墟感が強いというよりも、遺跡を見るような感じでした。そこには確かに昔暮らしていた人間の跡が見えます。当時のまま時代に忘れられて、そのまま残ってしまい、そのまま森に飲み込まれていく感じが、何とも言えない自然の大きさを感じられるのです。その感覚を得ることができただけでも収穫だったのかもしれません。

行ってよかったです。そう思えるちょい旅でした。

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