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小川伸一郎氏のRubyコラム『Railsとは?』

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Rails技術者認定試験運営委員会のオーナーでもあるヒューマンリソシアが

私が企画した小川伸一郎氏のRubyコラム『Railsとは?』を公開しています。

RubyとRailsでほぼセットで利用されている開発言語とフレームワークなのですが、この二つは同じものと思われたり、全く別次元のものと思われたり、RubyはしっていてもRailsは知らない人がいたりと、Railsの知名度はまだまだだったりします。実は認知度調査でも10%弱の差がRubyと比べできてしまいます。

Railsって?という方は以下をご覧ください。

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はじめまして、Rails用の携帯電話プラグインjpmobileを開発している、小川 伸一郎です。

今回から「目指せ!RailsCP」と題して、RailsCPに役立つ情報をお伝えしていきます。Rails技術者検定試験に関する情報だけではなく、Railsの最新情報や動向にいたるまで、Railsに関する話題を取り上げていきたいと思います。これからRailsCPを受けてみようと考えている初心者の方から、現在Railsを使っている方まで、幅広い方に読んでいただけるようなコラムにしたいと思っています。どうぞよろしくおねがいします。

さて、このコラムの主題となっているRails技術者検定試験は、その名の通りRuby on Railsに関する検定試験です。Railsアプリケーションの開発に必要な方法や知識を持っている技術者になるための登竜門的な試験です。
ではこのRailsとは一体どのようなものでしょうか。今回は簡単なTODOリストのアプリケーションを作成して、Railsのポテンシャルを体感してみましょう。

Railsアプリケーションはrailsコマンドで作成します。rails newに続いてアプリケーション名を入力して作成しましょう。アプリケーション名はTodoListとでもして、次のように実行すればアプリケーションのひな形が作成されます。
> rails new TodoList

Railsアプリケーションは、大まかに言ってモデル(Model)とビュー(View)、コントローラー(Controller)の3つの要素から成り立っています。いわゆるMVCモデルと呼ばれるもので、Railsを筆頭に、多くのアプリケーションフレームワークで採用されています。
通常はこのMVCをそれぞれ作成するのですが、Railsにはscaffoldといって、これらの土台を一括して作成してくれる便利な機能があります。ここではこのscaffoldを使ってみましょう。scaffoldもrailsコマンドを使って作成します。rails generate scaffoldに続いて、モデルの名前とそのモデルの属性の名前を入力して作成します。今回はモデルの名前はTodo、属性名はbodyで型は文字列(string)とします。

(この続きは以下のコラム本文をご覧ください)
http://resocia.jp/column/34/

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