起業について一言
おはようございます。吉政創成の吉政でございます。
ブログのお題で「起業について一言」というのがありましたので、徒然に書いてみたいと思います。
起業をする場合、いきなり従業員何百名と言うのはないと思います。つまりスモールスタートが大半だと思います。小さい会社だからこそ、ちょっとした赤字が大きく響くことがあります。その時に是非お勧めしたいのが数学的な考え方です。
個人的に思うのは、起業は長丁場なので、偶然性はあまりなく、冷静な結果にしかならないと思います。つまり客観的な判断のとおりの結果にしかならないと思います。(夢はないですが現実は現実です)
勝算を見極めて儲かる計算がない場合は、その通りの結果になります。
そこで、起業をされる前に、是非ご覧いただきたい事項を下記にまとめました。
■競合と比較した比較優位があり、お客様が選択していただける内容かどうか。
(その際にコネを勝算に入れてはいけません。相手も会社であれば客観的な判断をしてきます)
■損益分岐点が低いかどうか。
(計画段階で黒字化に1年かかるビジネスモデルは自分としては辛いと思います。5千万の資本金も、ちょっと受注がずれるだけであっという間になくなると思います。)
(企業としての燃費が良いかどうかも非常に重要です)
■継続性があるかどうか
(計画段階で10年、20年と継続できるモデルでないと厳しいと思います。)
上記の3点は計算式ではじき出せる内容だと思います。「シュミレーションデータ通りにいかないよ」一蹴する方もいるかもしれませんが、その通りです。でも、「シュミレーションデータすらないモデルはビジネスモデルではありません。」と思います。
この数字の作り方は千差万別もあり、センスが重要のように思えます。センスなら磨けば光る!と思いたくもあり、信じたりもしています。
古い言葉ですが、PDCAを数値指標をもって行うことで客観的な判断ができるようになると私も思います。
「行動は情熱的に判断は客観的に」
判断は客観的でなければならないのですが、ベンチャーなので情熱を忘れてはいけませんよね。