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Youtubeで世界の人がひとつの動画を見るすごさ

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ここ最近の毎週木曜日の楽しみはというとやはりYoutubeのハルヒです。

今日オルタナブロガーの砂金さんが「エバンジェリストって何するの?ATフィールドを中和するだけの簡単なお仕事です」というものすごいエントリをお書きになっていました。確かにおっしゃるとおりでして、入社した当初はあまりマイクロソフト製品に触れる機会がなかったのですが今ではずいぶんと経験も増えました。

さて涼宮ハルヒの憂鬱の第2シーズンが放映されていますが、Youtubeの角川公式チャンネルではそれをそのまま配信しています。もちろん1週間ほどのタイムラグはあるのですが、画質はそれほど悪くなくてVHSの3倍録画程度でしょうか、目立つロゴやCMなどもありません。

考えてみれば地上波アニメには宿命として電波の届かない地方には放送できないという欠点があります。それがこうしてネットを通じて届けることで「こんなにおもしろいアニメがあるなんて!」という感動を伝えることができればDVDやグッズの売り上げも伸びるかもしれません。

ちょうど明日はヱヴァ序が地上波で放送されますが、これはヱヴァ破の劇場公開に合わせた広告的な性格のある放送であるように思います。そんなのを待たずして「初日に見に行きますよ!」と豪語していたブロガーもいましたが、自分のように見ようかなー、でもちょっと恥ずかしいなーと思っている日和見的な人間にはかなりのインパクトがある放送であることは間違いありません。

また、ファンというのは仲間同士であーでもないこーでもないと語りあいたいものですので、公式チャンネルがあればそれを軸に集まってコミュニティを形成することができます。Youtubeならブログに貼ることもできますので、例えばハルヒの第12話では様々なシーンから「これはループの何回目か」ということを議論する人々を見かけることができました。

この「議論の軸」というのはすばらしいもので、アニメ以外、動画以外でも例えば古地図のようなものがあれば外国との領有権の話し合いができます。もっとすばらしい用途としては政治家のように発言に重みのある立場にある人に対し、検証可能なソースをもって評価などの自分の意見を発信することができます。

例えばマニフェストをうやむやにしてしまったり、主張が二転三転するようなことがあったとして、弁の立つ政治家の方ですとうまいこと言い逃れてしまうということがあるかもしれません。新聞やテレビですと紙面の都合や放送時間の都合があるために追求するのが難しいですし、そもそも30分の演説を編集して数分に収めるところでは編集者の意思が反映されてしまいがちです。また、重要なソースが公開されなければその編集が恣意的なのかどうかをじゅうぶんに検証することも難しくなってしまいます。

ところがインターネットではすべての発言が記録され、また文字情報で議事録なども公開されていればポイントを指し示すことにより編集することなく問題点を指摘し、また他人がそれを容易に検証することができます。それにより悪い政治家をクビにする、というよりはしっかりと見ている目があることを政治家の方に意識させるという効果は大きいように思います。もちろん、膨大な数の人々が同じソースに対して好き勝手を言うわけですのでそれを拾い集めて読む人々にはテレビや新聞を見るより疲れますし、自分好みの意見しか目に入らないという問題点は忘れてはならないでしょう。

と、言っているうちにYoutubeの再生キャッシュが溜まりました。今日のところはこのへんで。

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