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通信による情報交換ってインフルエンザより早いんだなぁ

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当然といえば当然なのですけれども、蔓延スピードも早く変異も早く厄介者の象徴のようなインフルエンザよりもインターネットのほうが早いんですね。メキシコで感染が報告されたときは怪情報なのか生の情報なのか判断しかねるような現地からの情報が英文ニュースサイトのコメント欄に寄せられましたが、アメリカでの感染の広がりがそう取りざたされるよりも前のことであったように思います。

そうした準備期間があったことから日本にやってきそうになる前になんとか水際での検査が始まり、そして今や神戸・大阪でえらいことになっていますが、テレビはじめマスコミ各社はいつもの通りの過剰反応というのがインターネットから得る実感です。もちろんだからといって楽観的に行動することなく的確な対処を取る必要はあると思いますが、うちはパンを家で焼く習慣があるのでカロリー的には十分な備蓄(小麦で10キロ)があるのでそこは心配ありません。自分が身動き取れなくなるよりも保育園が休園になってしまうことのほうが絶大な影響を受けると思われます。

また、迅速検査キットはひとまずA型インフルエンザかそうでないかが15分で診断できるということです。診断だけでなくウイルスの遺伝子の情報もシーケンサで解析されているようで、しかもそれがインターネットで見られるようです。塩基情報といったウイルスそのもののデータだけでなく、どういった人が感染しているのか、というデータを共有することで「どうやら未成年くらいの人が危ない?それは以前に流行したインフルエンザと似ていて大人は免疫記憶がある?」などといった予測が立ち始めています。いくら飛行機や鉄道により地球が狭くなり病気が蔓延しやすくなったとはいえ、それ以上に情報網が密になったことで全地球的な規模のスクラムを組まれたらインフルエンザも攻めるのが大変でしょう。

関西で保育園が休みになってしまった人の感想を探していると、「水際阻止作戦の不備」を指摘する声を見つけました。自分はもともと水際阻止なんて夢のまた夢、というかあれは阻止できたら言うことないものの、本来の目的は別にあったと思っています。目的その1は爆発的流行を防ぐための時間稼ぎです。4人が隔離されたりとか、疑いの人が留め置かれたりした時点で「これは普通の流行とは違う」という意識を持つことができました。心の準備ができたというか。目的その2は感染者を減らすことです。ひとりが何人に感染させられるのかわかりませんが、もし4人が自分の状態に気づく前に何人かの人に感染させていたら、それが東京都心だったとしたらえらいことになっていたことでしょう。また、これから関西の感染のきっかけはなんだったか?という点について分析が始まることと思います。その際には検疫体制が十分でなかった時期に渡航した人に焦点を絞ることも出来そうです。このような点だけでも素晴らしい効果があったと思います。そして担当の方はこれからもまだまだ緊急稼動の状態が続くわけですね。本当に頭が下がります。自分には何も協力できませんがせめて心の中で応援させていただきます。

気になるところと言えばテレビ局の皆さんは高校などかなりハイリスクな現場を飛び回っているわけですが、画面に映るアナウンサーはともかくスタッフまでも防疫体制というか、感染拡大を防止する措置はとられているんでしょうか。素人の考えですがリポーターの方というのは素人と全然違う発生をするわけですが、普通に生活している人と比べてマスクの効果に違いが出たりしないかどうか気になります。あとはものすごく高い機材を使っているわけで、1セットの機材がそういったハイリスクな現場を飛び回っているんではないでしょうか。いくら特ダネが大事とはいえわが身はかわいいでしょうから十分に注意していることと思いますが、自分が見た限りではカメラやマイクにビニールのカバーをかけるわけでもなく、かといってアルコールや次亜塩素酸あたりでジャブジャブと消毒できそうな機材は少なそうで、そういった指導が出ているのかどうかというのは調べてみたんですけれどもわかりませんでした。もし何かまずいところがあれば医師や監督官庁のところに取材にいったところで指摘されるでしょうから杞憂だと思いますけれども。

楽天などのネットショップではマスクがよく売れているようですが、ヤフオクでは素人目に横流しに見えてしまう本格派のマスクが見かけられます。うっかりばれて職場に怒られる人がいなければいいですが。

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