クラウドな会議とオンプレミスな茶室
日本オラクルの玉川さんと西脇さんのご厚意でオラクル青山センターを見学させていただきました。
「聚想庵」のつくばい。周りの苔は本物です。日本についてよく理解するため、ラリーエリソン氏の意向で作られたとのこと。
施設見学のあと、大阪にいる西脇さんよりテレビ会議形式でOracle Open World 2008@サンフランシスコの様子が紹介されました。いろいろと興味深い話があったのですが、とにかくインパクトがあったのはoracle beehiveのキャラクターでした。なんというアメリカン。
Oracle OpenWorld San Francisco 2008 Report:ただのコラボツールじゃない、Oracle Beehiveの真価とは? (1/2) - ITmedia エンタープライズ via kwout
情報を探して上の記事に行きつき写真を良く眺めてみると蜂の胸元に「oracle」と書いてあります。手の感じなどもなんとなく女性的な感じがしますがアメリカ人的には萌えキャラなのかもしれません。
それはさておき、プレゼンターがネットワークというクラウドの向こう側(大阪)にいるプレゼンテーションを青山で聞くという一方で、オフィスビル内の茶室を見学するという組み合わせをおもしろく感じました。茶室という固定的でメンテナンスが大変なものを作らずにシアタールームを作れば、茶室でも世界遺産でも好きな映像ソースに切り替えることができて柔軟です。しかし茶室はそこにありましたし、落ち着いていて本当によいところでした。あれは手元にあってこそ、なのだと思います。
プレゼンは内容次第では遠隔で問題ない。茶室は手元に作ろう。何をクラウドの向こうに放ち、何を手元に残すか。今日茶室で感じた思い切りの良さからすれば、オラクル社はクラウドコンピューティングの今後もうまく切り開いていけるような気がします。