オルタナティブ・ブログ > 一般システムエンジニアの刻苦勉励 >

身の周りのおもしろおかしい事を探す日々。ITを中心に。

途中で投げ出したものを引き受けてくれるサービス

»

模型や手芸など作成途中に投げ出してしまったものを引き受けてくれるサービスがあると便利だと思います。

わが子がもうじき保育園に入るということで、ミシンを購入して布団袋やカバンなどを作成しております。妻が。ミシンの箱を見るに「コンピュータミシン」とありますのでコンピュータを司る仕事をしている以上、手を出してみました。最近のミシンは簡単で高性能ですね。自分でもなんとかなりました。

ナップ
ナップザック(自分作)

手提げ
手提げカバン(妻作)

作り立てで洗濯もアイロンもしていないのでヨレヨレですがパリッとさせたらもう少し良く見えると思います。こんなものがあっさり作れてしまうミシンを開発しているメーカーさんには頭が下がりますね。なおOver30の方を対象に念のため説明をさせていただきますと、自分の世代よりちょっと上からは中学だけでなく高校でも家庭科が必修となりました。共学だと男子と女子が仲良く調理実習やら縫い物などをするのです。フラグなんて全然立ちませんが。

さてこの手芸ですが、編み物であれ縫い物であれ挑戦してみるは良いものの、断念してしまう人も多いようです。簡単なものはあっと言う間にできるのですが、難易度が急激に上がっていく傾向があるようです。間違ったところでのリカバーができないと嫌気がさしてしまい、そのまま放置する方が多いのでしょう。

そうなってしまうとミシンを見るのも嫌になってカバーをかけて押入れにしまいっぱなしとなり、できるだけ思い出さないようにするのが人の常です。となると手芸専門店も新しい布や糸を買ってもらえませんので痛手となります。

それに対応してか、某大型手芸店で「つまづいた作品のリカバーします」というようなサービスがあるようです。遠巻きにそのような貼り紙を見ただけですので確かかどうか自信がないのですが、あれば便利なサービスだと思います。そこでリカバーに成功してまた手芸のおもしろさを思い出してくれればお店も潤うし本人も嬉しいという良い事尽くしです。

同じようなところでは、模型関係の趣味もこうしたサービスがあると良いですね。戦闘機やら戦艦やらパーツが多くて間違いやすく、しかも接着が困難な金属パーツなどもあったりしてつい投げ出してしまう事があります。その間に筆はパキパキになって接着剤は気化して無くなってとモチベーションが下がりまくることがあります。それもリカバーしてもらえば懲りずにまた難易度の高い模型に手を出す人がいるでしょう。(既にありそうですね。)

これが仕事となるとIT業界におかれましてはトラパパさんのブログで火消しの話を見かけることがある通り、他人がやりかけた仕事を引き継ぐという事が多々あります。ありすぎてもう嫌だという人がたくさんいるのではないでしょうか。そこに生きがいを感じて専門に請け負っている人もいれば、とっとと今の仕事を誰かに押し付けてとんずらしたいなと思いながら嫌々炎上確実なプロジェクトを推進している人もいるわけで、やっぱりおもしろい業界だなと思います。

Comment(0)