ウィキペディアをクリックだけで渡り歩くゲーム
母の還暦祝いに兄弟3人でお金を出し合ってワンセグ電子辞書をプレゼントしました。肝心のワンセグ機能はあまりピンとこなかったようですが、いくつかの機能を絶賛していました。
- 起動時に孫の写真が表示される
- 読み方がわからない漢字を手書き入力して検索できる
- 辞書を引いた結果の中から気になる単語にジャンプできる
- 辞書を引いた履歴が残る
- 解説文にマーカーペンを引ける
- マーカーペンを反転させて読めない状態にし、単語テストができる
- 脳トレ
などなど。特に辞書を引いた結果の中から気になる単語を探して次々とジャンプできる機能は「いつまでもやっていられる」と好評でした。
そう言われてみると私もWikipediaなどのサイトを見ていると知らない単語を辿って次へ次へとページを移り変わっていることがあります。先日もTCPが完成した年はいつだったのかを調べていると思ったら、スプルーアンスの生い立ちのページにいました。危ない危ない。
どこをどうやって移動したのか覚えていませんが、なんとか再現してみることに成功しました。
TCP⇒プロトコル⇒国旗⇒軍旗⇒大日本帝国陸軍⇒硫黄島の戦い⇒レイモンド・スプルーアンス
ほとんど苦労することなく到着する事ができました。ひょっとしたらもっと短いルートがあるかもしれませんがこれでも予想よりずっと少ないクリック数で到達できて驚いています。マイミク同士のつながりを読み込んでネットワーク状の図を起こすソフトがありますが、Wikipediaのリンクを辿った経路を画像化できたらおもしろいのにな、と思いました。
プロトコルという単語は通信のプロトコルと、外交儀礼という意味のプロトコルの2つの意味を持っています。こういった単語がハブのような役割をしてお互いに関係なさそうな分野との行き来を媒介しているように感じます。こういう言葉を探すのって脳トレみたいですね。
ではいくつかのお題を放置しておきますので我こそは、という方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。