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身の周りのおもしろおかしい事を探す日々。ITを中心に。

夏休みが終わった

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今朝は電車が混みました。
学校が始まった事が影響していると思います。

この土日も涼しくて過ごしやすかったです。
冷房をかけなくても快適に過ごす事ができました。
近所の緑地で蝉がミンミンミルクルミックルンルンと鳴いている声も
ずいぶん静かになったように感じました。

夏の間に何かに挑戦しようということもないまま
8月が終わってしまいました。今年も残すところは3分の1です。
そういえば中学校の時に校長先生がこんなことを言っていました。

 高い山に登るときはその9合目を行程の半分と心得よ。

確かに山は登れば登るほど体力も減りますし
空気も薄く、気温も低く、風も強く、気候も厳しくなります。
しかしこの言葉は登山テクニックとして受け取るのではなさそうです。
これを聞いたときは「半分来たから楽勝だろう」という気持ちは
何事においても失敗しやすいから気をつけろと言う意味で受け取りました。

一方で交通事故は自分の家の周辺か目的地周辺で起こる可能性が
高いそうです。確かにそう言えるかも知れません。
あと少しでゴールだという心の緩みが事故を起こしやすいみたいです。
これも夏休みの話ですが、大学の時に250ccのバイクで京都から名古屋に帰省しました。
道路事情により3時間から5時間くらいかかるのですが、実家まで残り10分のところで
スピード違反で捕まりました。何もそんなにスピードを出していたわけでなく、
50キロ制限から40キロ制限に切り替わったところで
狙ったように行われている取締りに引っかかったものでした。
ですので違反も20キロ未満です。考えてみればそこは
私が3年間自転車を漕いで通った通学路です。
実走距離にして200キロ近く離れた京都からわざわざ帰ってきて
そんな地元の勝手知ったる道でスピード違反をするとは思いませんでした。

今年も残すところ4ヶ月です。このペースでいけば目標が達成できそうだ、
ということも、このペースなら目標達成は不可能だから諦めた、
ということも無いように、気を緩めずやっていきたいものです。

思い出してみれば、今年の夏に挑戦した新しい事といえば、
このブログとは別にITmediaエンタープライズのコラムを書きました。

エンジニアとお盆休み

最終段では「SEならお客様にコンピュータを使って仕事をすることの
驚きや喜びを提供できるよう、普段から自分もコンピュータで感動しましょう」
ということを述べております。

かくいう自分自身が夏休みにコンピュータ絡みで何か感動したことが
あったかというと、特にありませんでした。
あ、IPアドレスを女性が感情を込めた声で読み上げてくれるサイトは使用しました。
あれは感動ものでしたが、ちょっと違うような気もします。

何かこう、「あー最近のインターネットはずいぶん便利になったもんだねー」
というひと言で済んでしまうような、消化不良気味な感があります。
私的に使っているソーシャルブックマークサービスのブックマーク数も
ここのところ低調に推移しています。最近、あまりネットで感動していません。

こういうときは何か違う世界に興味を向けてみよう、ということで
ブックオフで100円書籍を購入してきました。
一度は読んでみたいと思いつつも読む機会が無いまま
今日まで来てしまったという本が105円で売られていると
得したような気分になります。読んでみてすごく内容が良いと
もっと早く読めばよかった、損した、と思いますが。

それでしばらく読む本の待機リストができました。
「読書の秋だ。本読んで勉強しよう」と発奮したのですが、
たまたま通りがかった図書館に入ったところ、
3ヶ月くらい前から狙っていた本がひょっこり本棚に置いてありました。
ジャムと戦うやつです。作品名を書くと検索エンジンに拾われて
熱心なファンの方を呼び込んでしまうかもしれませんので自重しておきます。

家で読むつもりで借りたのですが、うっかり通勤のカバンに入れてしまいました。
朝からスーパーシルフが脳裏に焼きついて離れません。敬礼。
自分は自分でもPCのことが好きなほうだと思っていましたが、
中尉殿には負けましたであります。結果としては、色々なところに感動しました。
遠回りをしたようですが、間接的にコンピュータが出てくるSF小説に感動することができて
目標は半分くらい達成したような気持ちでいます。我ながら甘いとは思いますが。

そんなこんなで、コラムではっきり物事を言うにはまだまだ
人間としての経験値が足りないということを感じた夏休みでした。
有言実行というのは難しいものです。

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