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Oracleの研修に行っています

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今週は月曜から金曜までOracleの研修に行っています。
データベース管理者向けのコースです。

データベースは正確にデータを保持する使命があります。
しかし現実の世界では停電が起きたり、ハードディスクが
壊れたり、ユーザが間違った操作をすることで
データがおかしくなることがあります。
Oracleだけでなく、その他の色々なデータベースも
そういった事態に備える術を持っています。

例えて言うなれば、悪の軍団に追い詰められた正義の味方が
「こんなこともあろうかと、秘密兵器を隠していたのだー」
と逆境をひっくり返し、更に追い詰められても
「仕方ない、あれをやるぞ」「ええっ!隊長。あれをやるんですか?」
と逆境をひっくり返し、それでも追い詰められたら
「最終奥義!バーニング・ダーク・フレイム・オブ・ディッセンバー」
と叫んで敵を打ち破るようなものです。
(オープニングテーマの2番の歌詞がBGMに流れます)

えーと、つまり様々な系統のバックアップ手段を講じることで
簡単にデータが消失しないようにする、ということです。

バックアップは野球でも使われる言葉です。外野がバックホームを
する時は、誰かがキャッチャーの裏でバックアップをします。

ソフトウェアの世界では、そのバックアップにバックアップがついて、
更に2人が並んでバックアップをして、というようなことが
システムの重大性と予算のバランスに応じて実施されます。

野球のバックアップの動きは、たくさん守備練習を積まないと難しいです。
このときはピッチャーがキャッチャーのバックアップに行く、とか、
この場合はセンターがセカンドのバックアップに行く、とかです。

同じくソフトウェアの世界でも、私のように研修に行ったり、
検証環境で運用テストを行ったりして訓練しておかないと、
すばやい復旧というのは望めません。
優れたソフトウェアの仕組みと、それを動かす人間の技術が
合わさってこそ、堅確なシステム運用が実現されるのです。

さて私はテクニカルエンジニア(データベース)に合格する程度には
データベース設計ができますが、運用というと自信がありません。
OracleMasterは9iの旧シルバー、今のフェロー止まりです。
できれば今行っている研修の知識を生かして10gのgoldあたりまで
知識を伸ばせればいいなと思っています。

そのOracle社ですが、日本の各地方でおもしろいマーケティングをしています。
「しゃちほこオラクル倶楽部」
「どさんこオラクル倶楽部」
「ほ!clickオラクル倶楽部」
というのがあるようです。上から名古屋、北海道、北陸です。

私は今は東京に住んでいますが、名古屋出身の人間として
しゃちほこオラクル倶楽部というネーミングには
かなりぐっとくるものがあります。開催されるセミナーも
「ここがミソ!オラクル活用講座」
「いりゃあせ、システムご相談」
など、かなり魅力的なタイトルとなっています。
いりゃあせ、などという気合の入った名古屋弁は長年耳にしていません。
その辺りからOracle名古屋支社の本気っぷりが伝わってくるかのようです。
よーがんばっとらっせるみたいだもんでよ、応援したらんとかんがねー。

データベースつながりで私が最近知ったことをもう1つ。
Microsoft社のデータベースのサンプルはNorthwindという名前です。
Northwind=北風。
縁起が良くなさそうな名前ですが、これには理由があるそうです。

Microsoft社のプログラミング言語に.net Frameworkというものがあります。
これは、よくJava言語と比較されます。両者は競合関係にある部分も多いです。
このJavaを開発した企業はSunという会社です。
Northwind と Sun で北風と太陽。
Sunに対して後からNorthwindと名付けたのだと思いますが、
これって童話では最終的に北風が負けるのでは……
というところは突っ込んではいけない部分なのでしょうか。

関係ない話をもう1つすると、今日19時ごろホテル西洋銀座の前を通ったら
安倍総理がSPに囲まれて中に入っていきました。
総理到着前から辺りがざわざわしていたので、誰が来るか知らないで
足を止めてみていました。周りの人も誰も知らない様子でして、
カメラマンがカメラを構えているからには何かあるだろう、という雰囲気でした。
交通整理をしているお兄さんに「誰がくるの?有名人?芸能人?」
と聞いている年配の女性がいましたが、「警備を必要とされるようなお方です」
と、和やかに対応されていました。

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